イギリスの哲学者、数学者のアルフレッド・ノース・ホワイトヘッドは、
近代自然科学への深い造詣をもち、
その哲学は難解でありますが、20世紀最高峰ともいわれます。
ホワイトヘッドは晩年、「神」について語っています。
神は世界の内に存在するのであって、どこか別の場所にいるのではありません。
我々の中で、我々のまわりで、常に創造を続けているのです。
この創造主は、エーテル、水、大地、人間の心など、生きている物質にも、
ふつう無生物と言われている物質にも、あまねく存在しています。
しかし、その創造は、一つの持続的な過程であり、「その過程自体が現実」なのです。
なぜなら、到着したかと思えば、ただちにまた新たな旅が始まるのですから。
人間は、この創造的過程に関わっているかぎりにおいて、
神聖なるもの、つまり神とともにあるのです。
そして、この共同作業によって、人間は不滅になり、また、
個人が肉体の死を超えて生き残るかどうかという疑問もなくなってきて、
そんなことはつまらないことだという境地にいたれるのです。
宇宙の中で神とともに創造するという人間の真の運命こそが、
人間に尊厳と崇高さをもたらしてくれる源なのです。
「ホワイトヘッドとの対話」
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近代自然科学への深い造詣をもち、
その哲学は難解でありますが、20世紀最高峰ともいわれます。
ホワイトヘッドは晩年、「神」について語っています。
神は世界の内に存在するのであって、どこか別の場所にいるのではありません。
我々の中で、我々のまわりで、常に創造を続けているのです。
この創造主は、エーテル、水、大地、人間の心など、生きている物質にも、
ふつう無生物と言われている物質にも、あまねく存在しています。
しかし、その創造は、一つの持続的な過程であり、「その過程自体が現実」なのです。
なぜなら、到着したかと思えば、ただちにまた新たな旅が始まるのですから。
人間は、この創造的過程に関わっているかぎりにおいて、
神聖なるもの、つまり神とともにあるのです。
そして、この共同作業によって、人間は不滅になり、また、
個人が肉体の死を超えて生き残るかどうかという疑問もなくなってきて、
そんなことはつまらないことだという境地にいたれるのです。
宇宙の中で神とともに創造するという人間の真の運命こそが、
人間に尊厳と崇高さをもたらしてくれる源なのです。
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