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科学とオカルトは、現代では水と油のような関係ですが、
ルネサンス期には、これが渾然一体となっていました。

当時は、占星術、魔術は立派な科学であったし、
宗教と科学が分離してはいなかったのです。

そして、科学者は全員、神の存在を信じていました。

宗教が、迷信や非科学的だといわれる現代とは、
状況が全く異なっていたのです。


ハーバード大学やオックスフォード大学などの超名門校の前身は、
牧師養成学校だったと言われています。

ケプラーは、占星術師でしたし、
ニュートンは、錬金術を公然と研究していました。

あのアインシュタインは、
神智学者ブラバツキー著「シークレット・ドクトリン」を愛読していたそうです。

そして、現代には疑似科学と言われるオカルティズムが復興しています。


もともと、科学とオカルトは、分離できないものです。

西洋科学の根底には、
古代エジプト思想やヘルメス思想の影響がある、とも言われます。

科学とオカルティズムを無理矢理分離したのは、
デカルトやカントだったのでしょうか?

私の好きな、
ゲーテの言葉です。

機械的・分子的な考え方が、
智慧あるすべての人の頭から消える日が、いつかきっと来る。
そのときには、神々しい生きた自然が、わたしたちの眼前に展開するだろう。


科学とオカルトの夜明けは近いのです。(?)




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2008.04.01 大乗仏説論2
大乗仏教は、間違いなく仏説です。

お釈迦さまは、地球系最高大霊です。
なので、肉体を持った釈尊は、法身仏(毘廬遮那仏)、大日仏、救済仏(阿弥陀仏)
が人間の姿をとって現れた存在なのです。

ですので、死後も霊界より、
仏弟子達にインスピレーションを降ろして、大乗運動を指導しました。

また、
釈尊以外にも仏陀(大霊)はいるのであり、
過去七仏もいたのであり、
久遠実成の仏陀であり、
現在にも未来にもいるのであります。

密教系の経典は、アシュク仏が説いたとされるのですが、
アシュク仏は釈尊の仮の姿だと解釈出来ます。

また、大乗仏教運動は、霊界の釈迦仏が、
キリスト教に仮託して、
愛の精神、救済の精神を説かせたものであったそうなのです。

大乗仏教を体系づけた竜樹の過去世は、
聖ベルナルドというキリスト教系の如来でありますし、
その弟子の提婆の過去世は、聖トマスであったようです。


その他にも大乗仏説論の根拠はいくつか挙げられます。

・現存阿含経以外にも成文化されなかったが、
 在家信者に随時説かれた教えも数多くあった。
 それが、後になって成文化された。

・当時は、口伝による伝承方法であり、
 不妄語戒がある故に厳密性、純粋性が保たれていた。
 その口伝の教えの部分が、大乗経典として編纂された。

・阿含経の中には、既に、小乗、大乗の区別をした箇所もあり、
 大乗仏典は、時期相応に世に出現したもの。

・原始経典は大乗を内包していて、
 機根によって認識に違いがでる。
 成熟した弟子が、原始経典によって、大乗の悟りを得て、
 それを仏の教えとして経典に残した。

・大乗の教えは高度な哲理を有していて優れているので仏説である。
 釈迦以外に誰も説きようがない。

このように、仏陀は偉大なのです。




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2008.04.01 大乗仏説論1
日本の仏教はほとんど、大乗仏教です。

大乗とは「大きな乗り物」という意味で、
より多くの人々を救うことの出来る優れた教えである、という宣言です。

この大乗運動は、
お釈迦様の没後500年ごろ、紀元前後ぐらいに興ったもので、
伝統的な仏教の修行者は、自分の悟りや、
煩瑣な教理哲学の研究に終始して、民衆を救おうとしない、
という反省からはじまっています。

大乗仏教の特徴は、利他行、菩薩行を重視し、
如来や仏になることを目指して行じる、六波羅蜜にあります。

大乗経典群は、この時期に完成しました。

有名な大乗経典には、
般若経、法華経、華厳経、涅槃経、阿弥陀経、無量寿経、大日経などがあります。


しかし、この大乗仏教に対して、
大乗仏教は、お釈迦様の説いた教えではない、とする批判があります。

現代に入って、大乗仏典を、考古学や文献学にもとづいて、
合理的に判断すれば、直接、お釈迦様の説かれたものではなく、
後世の弟子達による創作だという、批判です。

文献学的研究によって明らかにされたことは、
大乗経典は、釈迦没後、数百年後に編纂され、
釈尊の名をかりた、思想実験であって、大乗は非仏説だというのです。

江戸時代には、富永仲基という合理主義的学者が、
『出定後語』という著書の中で、
お釈迦さまの説いたことは、阿含経の一部にしか残っておらず、
他のものは、歴史を経るにしたがって、後から、
徐々につけたされたものだ、という加上説を唱えました。

現在でも、大乗仏教は、お釈迦様の直接の教え(金口直説)ではない、
と思っている人が多いようです。




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今の時代に生きるのは、大変です。
情報処理能力、高度な技術と専門知識、洗練されたサービスが要求されます。

昔のお坊さん以上に、日々修行しなければ、生きていけません。

現代社会においては、
創造、工夫、改善が必要であり、
その為の様々な方法論、マニュアル、自己啓発法が存在します。

昔の人に比べれば、みんな神のような知識を持っています。

その中で、しのぎを削り、日進月歩、皆精進しています。

お坊さんは、社会から隔絶し、
心の平安だけを説いていればいいのか?

政治経済軍事活動を、どう評価するのか?

進歩、発展ゆえの競争か?調和、平等ゆえの停滞か?

真の中道とは何か?

現代の僧侶は、これに答えていかなければなりません。




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霊界情報によると、

私達の認識している、三次元宇宙は、
一個の金魚鉢のような形をしているそうです。

それを、鳥瞰して見ると、その金魚鉢が何兆個も集まって、
ドーナツ状の形態をしており、その中心に核が存在するそうです。

そして、そのドーナツは三個、存在するらしいのです。


霊的に見ると、その三個のドーナツは、三色になっていて、
その組み合わせで、全宇宙には七色の神の光線が体現され、
反映されているとのことです。

そして、実はその一つ一つの金魚鉢の中に、
過去、現在、未来が内包されていて、
時間というものは本来無く、
空間だけが変化しているのだそうです。

あまりにも、壮大すぎて、SFを超えています。

ちなみに、
現在、地球に来ている宇宙人は23種類で、
その内の18種は地球系銀河で誕生したらしいです。




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