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カール・グスタフ・ユングは、
分析心理学の創始者であり、スイスの精神医学者です。

ユングは、
牧師の子として生れ、チューリッヒ大学の精神科で活躍します。
その後は、同じく心理学者のフロイトの下で、共同で研究を重ねますが、
考え方の相違により決別することとなります。

フロイト流の、精神活動を性の抑圧に還元することに反対し、
人間の心理に、無意識領域を持ち込み、
元型という概念による神話的、物語的解釈方法を生み出しました。

また、
オカルトを熱烈に支持し、
錬金術、東洋思想、UFO、超心理学、
シンクロニシティー、交霊術、死後の生命、などにも言及し、
今日のニューエイジ運動にも影響を与えています。

「神を信じますか?」という問いに、
「神を信じるのではない、神を知っているのだ。」と答えた話は有名です。

彼は、霊能力者でもあったのですが、
あくまでも科学者としての姿勢を貫きました。

しかし、ユングの書いた自伝には、
霊的体験がたくさん記されています。

ユングは、八次元上段階の如来の魂でありました。




今でも私は、フロイトが、

「親愛なるユング、決して性理論を棄てないと私に約束してください。
それは一番本質的なことなのです。私たちはそれについての教義を、
ゆるぎない砦を作らなければならないのです。」

と言ったあの時の有様を生き生きと思いだすことができる。

いささか驚いて、私は彼に聞き返した。

「砦って、いったい何に対しての?」

それに対して彼は答えた。

「世間のつまらぬ風潮に対して」―ここで彼はしばらくためらい、そしてつけ加えた。
―「オカルト主義のです。」

このことは、私たちの友情の核心をついた事柄であった。

私にとっては、性理論こそまさにオカルト的、
すなわち多くの他の純理論的見解と同じく、証明されざる仮説であった。
私が考えたように、科学的真理は仮説であり、
しばらくのあいだは適切かもしれないが、
信条として永久に保持されるべきものではないのである。


「ユング自伝」




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2008.04.10 愛について
愛は、
現代において非常に誤解されている、と言われます。

愛については、
多くの方が論じていますが、
誰も、証明することは出来ませんし、これが愛だと指し示すことも出来ません。

けれども、愛は最大の力を持っています。

人は愛によって死さえ乗り越えることが出来ますし、
愛をささやかれると、幸福になるし、人生が満ち足りる、
とても不思議な働きです。

愛は、男女間にだけ働くものではなく、
親子、友人、民族、人類、財産、芸術、仕事、嗜好品
といったありとあらゆる処にあります。

人間だけでなく、動物も仲間を愛しますし、主人をも愛します。
植物は太陽を愛し、鉱物は地球の中心を愛します。
重力や、天体の運行も愛の働きですし、天使と悪魔では愛の質が違います。

何より、神は愛である、と言われます。

また、愛は知的な働きでもあり、具体的に万物を育む働きです。

愛は、あらゆる悪を、押し流す無限の大河です。

愛に生きるということは、神と共に生きるということなのです。




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2008.04.10 現代的四正道
現代の仏陀は、
四正道を説いています。

それは、正しい心の探求をすることであり、
「愛」、「知」、「反省」、「発展」の精神を持つことです。

愛を与えること
仏法真理を知ること
反省によって心の曇りを取ること
希望は実現可能であること

によって、幸福を実現し、
それによって得た幸福を、他におし広げていくことで、
仏国土を建設していくという、

最高、最大、最強、最勝の教えであり、
何千年後にまでも残る、
萬代を照らす人類の希望が、説かれているのです。




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2008.04.10 あの世の十界
天台教学においては、
人間の心の境涯、即ちその境涯に応じて趣く霊界が、十界として説かれています。

それは、
六道輪廻の六道の上に、四聖道という四つの世界を加えたものです。

十界は、地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天上界、
声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界から成ります。



地獄界 
怒りの心、他人の不幸を喜ぶ心に支配されている世界。
十悪を犯した人の世界。

餓鬼界
もっと欲しいという、欲望の心に支配されている世界。

畜生界
知恵が足りず、愚痴の心に支配されている世界。

修羅界
傲慢、争いの心に支配されている世界。

人間界
間違いが反省できる人の世界。
中程度の十善を修めた人の世界。

天上界
喜びや楽しみに支配されている世界。
神仏を知り、感謝の出来た人の世界。

声聞界
仏の教えを聞き、その教えを守った生活をした人の世界。
八正道を修めた人の世界。

縁覚界
仏道修行を完成させようと、努力精進した人の世界。
十二因縁を修めた人の世界。

菩薩界
自利利他の慈悲心を持ち、衆生救済に努めた人の世界。
六波羅蜜を修めた人の世界。

仏界
智慧や慈悲に溢れ、あらゆる迷いから解脱した仏陀の境界。
救世主の世界。



仏教では、
私達は、みんな仏の子であり、
それぞれの心に、この十界がそなわり、
修行によって、心の中の仏性を開発し、
仏に近づいていくことが出来ると説かれるのです。

そして、その心の境涯に応じた世界に、
死後、帰っていくこととなるのです。




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仏教は、八万四千の法門を持つと言われ、
膨大な数の経典があります。

経典には、
経(仏陀の説いた教えを集めたもの)、
律(戒律を集めたもの)、
論(経、律を注釈したもの)、
と言われる三蔵があります。

これを全て修めた僧侶が、三蔵法師と呼ばれます。

凡人には、一生かかっても全部読めそうもありません。

現代の仏教は、宗派も無数に分かれていますし、
教義もそれぞれ違います。

これは、
お釈迦さまが、対機説法といって、様々な聞く人に応じた教えを説いたことと、
伝道期間が、45年間もあって、その教えが蓄積されていったこと、
教えを説く際には、その都度、違う霊人からの霊指導が降ろされた、
からなのです。

弟子が理解できる範囲でしか法は説かれないし、
弟子は、その一部分しか理解できません。

その為、数多く分派していきました。


仏教は、全て、仏に成るための教えであり、目覚めのための教えです。

真実に目覚めて、信仰に入ることが出来れば、
人は、新しく生れ変わることになります。
人は、信仰により、「二度生れる」ことが出来るのです。

信仰とは、
神仏が存在し、霊的世界があり、
私達は永遠の生命を与えられ輪廻転生をしている魂であることを知ること、

霊界にいる様々な霊人が、
この世を仏国土にしようと尽力している事実に目覚めるということです。

そして、
仏法によって得た幸福は、
自分だけのものとせず、他の人にも分け与えていくことで、
地上もまた、仏国土となっていくのです。

人生は、この世限りだと思って、苦しんでいる人、
この世は、神も仏も無い、暗黒の世界だと思っている人、
このような人を、神仏は見捨てません。

全ての人を救って、この世を幸福にしたい、
その為に、八万四千といわれる膨大な法が説かれました。

宗派の違いは、超えていかなければなりません。


眠れる者たちの中にあって、よく目覚めてあれ。

「ダンマパダ」




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2008.04.10 ブログ修行
ブログ修行は、喜びです。

しかし、

僧侶として、何が発信できるのか、
どれ程の愛を込めているのか、
神仏の慈悲が伝えられているのか、
真実を書いているのか、

が問われます。


ここを見る人に幸福あれ


毎日、精進します。




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2008.04.10 魂の成長
私達の心の中には、宇宙が内包されています。

仏教の言葉では、握一点開無限と言われますが、

私達の魂は、
広げれば宇宙大にまで認識でき、閉じれば一点に集中することもできる、
という制約のない自由自在な存在で、これが私達の本来の姿だということです。

この心をいかに開発するかが、宗教修行であり、
この魂の自由性を掴むのが、悟りです。

悟りへ至る道はたくさん用意されています。
悟りへ至る方法も様々な宗教が説いています。

どの宗教が正しいかと悩むのではなく、どの修行法を選びとるかです。

また、
愛や悟りには、霊的成長とともに発展段階があります。

「愛する愛」、「生かす愛」、「許す愛」、「存在の愛」、「神の愛」と
悟りに比例して、発展していきます。

一足飛びにはいきません、一歩一歩進むのです。


インテグラル理論の論客、哲人ケン・ウィルバーは、
スピリチュアルな成長について、こう表現しています。


あなた自身の成長と発達のなかで、
あなたは、自己・文化・自然を、より高い、より深い、
より広い存在様態(モード)へと導く力を持っているということである。
それは単なる「私」という切り離されたアイデンティティから、
より充実した「私たち」へ、さらには「私たちすべて一切衆生」という、
より深いアイデンティティへと拡大していく。
それは、あなた自身の、真・善・美への力が深まり、拡大するということでもある。
より大きな意識は、より広い包含(エンブレイス)を伴う。
それは自己において悟られ、自然において体現され、文化において表現されるものである。
こうして、自己・文化・自然のなかで、体・心・霊(スピリット)を高めること。
これが統合的アプローチのめざましい目的であり目標である。


「インテグラル・スピリチュアリティ」




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