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ヨガは、近年、
健康法やダイエット法として流行していますが、
本来は宗教修行です。

ヨガは、霊的直感的観照の道です。

ヨガの神秘思想は、
新プラトン主義やイスラム教のスーフィズムにも、
影響を与えていると言われています。

インドでは古来から、ヴェーダに基づく瞑想行が盛んでありました。
お釈迦さまも、ヨガ行者の弟子入りをし、この道を極めました。

しかし、その境地にはとどまらず、
内面の智慧を開発する道、悟りのための瞑想を説き、
ヨガに新しい宗教的生命を吹き込みました。

実際に、ヨガの古典である
パタンジャリ著の「ヨーガ・スートラ」は、
仏教の影響を強く受けています。

大乗仏教の瑜伽行派は、このヨガを行じますし、
仏教心理学といわれる唯識思想も、瞑想中の経験により体系づけられました。
また、「華厳経」の唯心思想にも影響を与えているとも言われています。
もちろん、密教や禅はヨガと密接な関係があります。

ヨガは、瞑想の道であり、
万人に開かれた悟りに至る道でもあるのです。

ヨガは、こう分類されます。


ラージャ・ヨーガ
心の動きを完全に静止させるヨガ

ジュニャーナ・ヨーガ
絶対神を認識し、神と合一するヨガ

カルマ・ヨーガ
日常生活で行う倫理的実践

バクティー・ヨーガ
絶対神に対する帰依や愛、信仰によるヨガ

ハタ・ヨーガ
身体的・生理的な行為を伴うヨガ

マントラ・ヨーガ
呪文や陀羅尼を唱えるヨガ

ラヤ・ヨーガ
脊柱のクンダリニーと合一する超能力開発ヨガ

ヴィヤーヤーマ・ヨーガ
体育を主にするヨガ

インテグラル・ヨーガ
上記八つを総合したヨガ





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2008.04.11 新ルネサンス
古代の文化を復興させようとした中世のルネサンス運動。

古代の文化とは、
プラトン主義であり、ヘルメス主義でありました。

それは簡単に言えば、輪廻、精気、霊、エーテルを認める思想です。
当時は、魔術や占星術、錬金術、オカルトは、先端科学でもあったのです。

フィチーノ、コルネリウス・アグリッパ、ライモンドゥス・ルルス、
パラケルスス、ノストラダムス、ジョルダーノ・ブルーノ、
カンパネッラ、 ピコ・デラ・ミランドラ、ジョン・ディー、

などなど、第一級の知識人達がいます。
不思議なことです。

これらの思想は、今ではほとんど省みられることはありません。

世界は、機械的な唯物論に、席巻されてしまいました。

しかし、現代には
ニューエイジ運動が興っており、新たなルネッサンスが始まっているのです。


僧侶も乗り遅れてはなりません。




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現代の仏陀が語る、
「三人寄れば文殊の智恵」の文殊菩薩の真実の姿です。

まれなることであります。





文殊(マンジュシャリー)は、
舎利仏や大目連が次々に亡くなっていくなか、若くして台頭してきた人の一人です。
釈尊が亡くなったとき、文殊はまだ歳が若かったのですが、
摩訶迦葉や阿難、優波離などが仏典結集をしようとしているのを見て、
「瑣末事に入って、ガチガチの教学をやる教団になってしまう」というのを見越します。
そこで自分は教団から離れ、故郷の南インドに帰り、仏陀の遺志を継いで、
大乗仏教のもとになる仕事をしています。

その後、何十年か生きた人ですが、
釈尊が亡くなるときに立ち会っていたのは事実です。
文殊といっても、男か女か分からないと思いますが、実は女性です。
古い漢訳仏典では、文殊のことを「妙徳」と訳してあり、女性なのです。
ただ、男装をするのが非常に得意で、男性の格好をして歩く人でした。
最後は、男性の格好をし、象に乗って南インドに帰りました。
この人はもともと、南インドの王家、身分の高い裕福な家の出身で、
かなり実家が大きかったのです。

南インドに帰ってからは、弟子をたくさん養成しています。
文殊の弟子を「文殊の徒」といいます。
そのなかの一人が、『華厳経』に出てくる善財童子のモデルになった人で、
この人はのちに天台智として生まれ変わっています。

大乗仏教では、文殊は「大乗の租」と言われているのですが、これはあたっています。
仏典結集のあたりから、霊性の部分、霊的な部分が、
教えからかなり落ちていきましたが、文殊は霊的な部分を強調し、
『般若経』等に見られるような「空」の教えを中心に説いていたのです。





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2008.04.11 大宇宙経典
華厳経を究極の経典だとするのが、中国華厳宗です。
日本にも伝えられ、東大寺で修学されました。

奈良の大仏の毘盧遮那仏は、
このお経で示される、
普く宇宙に偏在する絶対的な仏体をあらわしたものです。

お隣の韓国仏教では、この華厳信仰が盛んです。

夢日記を書いた明恵も華厳経を尊崇していました。
真言密教の空海もこのお経を高く評価しています。

このお経は、
お釈迦さまの悟りの内容を表したものと言われるだけあって、
なかなか壮大です。

「一即一切・一切即一」と言われ、
全ての存在には、それぞれ宇宙があり、
その存在も、外なる宇宙へ生命力を流し、
内には宇宙からの流れを受け取っている。
内宇宙と外宇宙は、一体化し、融合し、無限の円環を形成する。
円の中心でありながらも、全宇宙でもあるような存在が、
毘盧遮那仏だとする思想です。

私達も含め、全宇宙は毘盧遮那仏に包摂され、
時間と空間を超越して、調和しているのです。

華厳思想は、神秘家ウィリアム・ブレイクの詩、

「一粒の砂に世界を 一輪の野の花に天国を見
我の掌に無限を 一瞬のなかに永遠をつかむ」

を彷彿とさせます。


その他にも、このお経には、

菩薩修行の十段階が示される十地品、

善財童子が悟りを目指して、
53人の善き師(善知識)に教えを聞く、
求道物語の入法界品が説かれています。




一つの毛穴のなかに、   
無量のほとけの国土が、
装いきよらかに、
広びろとして安住する。
      
一つの微塵のなかに、    
あらゆる微塵の数に等しい微細の国土が、
ことごとく住している。

あらゆる世界に種々のかたちあるを、
仏ことごとくその中において、
尊ときおしえを説きたまう。

これぞ弘誓の願い、
自在のちからであって、
一いちの微塵のなかに、
あらゆる国土をあらわしたまう。


「華厳経」




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2008.04.11 僧侶の鑑
昨日の記者会見での、
ダライ・ラマ法王は、よどみなく、慈愛に満ちていた。
命の危険を顧みず、毅然として、宗教者としての主張をされていた。
同胞のことを思うとどんなに苦しいだろう。
しかし、笑顔とユーモアは絶やさない。
そして、握手や抱擁、合掌する姿には仏の光が溢れている。

僧侶として、尊敬いたします。

私も精進します。




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2008.04.11 感謝の心
私達は、どれほど多くのものによって生かされているでしょうか?


肉体を形成する一つ一つの細胞の存在。

神経系や呼吸器系、免疫系、血液循環系の奇跡的な働き。

地球の生態系の完璧なバランス。

肥沃な大地を育む季節の循環や、水を浄化する河や海や森林の恩恵。

空気や気温や降水を一定に保つ、配慮された大気層の恩恵。

太陽や月や宇宙の驚くべき働き。

生んでいただいた親の恩。

友人や家族や、同時代に生きる人々からの愛。

私たちに食されて血肉となっている無数の生命。

そして、私達を見守る霊的存在や、神仏。


感謝の心は、幸せを呼び込みます。
感謝されると、守護指導霊も喜びます。

そして、より多くの加護を受けて、幸福になり、また感謝ができる。
かくして、好循環がはじまっていくのです。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」は、幸せを呼び込む秘訣なのです。




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