FC2ブログ
私達の世紀は知性の際立った時代でした。
いつのまにか、知らないものは存在しないという傲慢な態度が身についています。

科学で証明されえないものを信じる宗教者や神秘主義者は、
まるで危険人物か、知性が劣っているかのような扱いです。

しかしこの時代の風潮は、根拠のあるものではありません。

二十世紀最高の知性の一人、アインシュタインは、

わたしたちがもち得る最高の感情とは神秘的な感情だ。
そこにすべての芸術、すべての科学的事実の芽がある、
真の宗教的な感情の核心だ。
その意味で、そしてその意味においてのみ、
私は自分を非常に宗教的な人間だと思っている。


と言っています。

知性の先にあるもの、あらゆるものの根源は神なのです。

わが国では、いつのまにか、宗教が公教育から排除され、
崇高なるもの、聖なるものに対する畏怖の感情が持てなくなっています。

大人達は、何故生きるのか?何故いのちは尊いのか?
という問いに答えることが出来なくなりました。

悲しいかな、僧侶でさえも無神論者になってしまいました。


ユングはこの危機的状況に警告を発しています。

現代の人間は、自分の合理主義のせいで、
どれほど心理的な地下の世界に振り回されているかを理解していない。
迷信(あるいは当人がそう信じている)から自由にはなったが、
その途中で、危険なまでに自分のスピリチュアルな価値を失ってしまった。
モラルとスピリチュアルな伝統は分解し、
その代償として現代人は、世界的な方向性の喪失と解離を経験している。


スピリチュアルの浸透こそ急務なのです。




クリックして愚僧の活動に御協力ください。
スポンサーサイト



2008.04.28 宇宙意識
カナダの医師、リチャード・モーリス・バックは、
1901年に、精神世界の古典と言われる「宇宙意識」を著しました。

この本では、
自らの神秘体験に基づいた意識研究によって、
霊的知覚能力が高度に発達した段階である宇宙意識という概念が述べられています。

宇宙意識とは、通常の意識より高次な意識形態のことで、

仏陀、イエス、マホメット、プロティノス、ダンテ、パウロ、
フランシス・ベーコン、ヤコブ・ベーメ、バルザック、ホイットマン、

といった方々が覚醒した境地であるとされています。

バックは、
これらの人物は皆、同じ事実を発見したのであり、
同じ源からの啓示を受けて、同じ道を歩んでいる私達の先輩である、と認識しました。
そして、人類は皆、宇宙意識に向けて進化していくのであり、
時代を経るにしたがって、宇宙意識に到達する人数も増加するだろうと予測しています。

また、
「私は、ベーメの教えと、東洋の秘教や宗教書の中に書かれている、
東洋の賢者の教えを注意深く比較した結果、それらの深遠な意味の中に、
それらの間の最も驚くべき調和を見出している。
実際、仏陀、クリシュナ、キリストの宗教は、私には全く同じもののように思われる。」

という、哲学者ハルトマンの言葉を引いて、
複数の宗教を知っている人で偏見の無い人は、
偉大な信仰は同胞姉妹であることを認めている、と主張しています。


宗教に共通する霊性に目を向けた点や、
霊的進化を説く点などは、
ニューエイジ思想の先駆でもありました。




クリックして愚僧の活動に御協力ください。
2008.04.28 十二部経
お釈迦さまは、
人々の霊的レベルや、時期の熟する程度に応じて、いろいろな教えを説かれました。
その教えは大まかに、十二の種類に分けられ、十二部経と呼ばれています。
小乗経も大乗経もこの中に、含有されているのです。


一、修多羅(しゅたら)・・・直接的に真理の中心教義が説かれたもの

二、祇夜(ぎや)・・・偈を重ねて、経の意義を補足し、強調したもの

三、受記(じゅき)・・・仏弟子の来世を予言したもの

四、伽陀(ぎゃた)・・・最初から偈、韻文で説かれたもの

五、優陀那(うだあな)・・・仏弟子の問いを受けずに、釈尊が自ら進んで説法したもの

六、尼陀那(にだあな)・・・経や律の由来や、因縁について説かれたもの

七、阿波陀那(あばだあな)・・・譬喩をもって説かれたもの

八、伊帝目多迦(いてもくたか)・・・仏弟子の過去世について説かれたもの

九、闍陀迦(じゃあたか)・・・釈尊の様々な生まれ変わりの詳細が説かれたもの

十、比佛略(びぶりゃ)・・・広大で平等な大乗の教えが説かれたもの

十一、阿浮陀達磨(あぶうだだるま)・・・奇蹟や神秘的な事象について説かれたもの

十二、優婆提舎(うばだいしゃ)・・・論議をつくして解説されたもの





クリックして愚僧の活動に御協力ください。
明治45年に結成された思想界の統一運動である、
「帰一協会」の中心人物に成瀬仁蔵がいます。

彼は、この帰一教会の綱領を持って欧米に渡り、
多数の宗教者の賛同を得るなどして、東西宗教の相互理解を計ろうとしました。

この協会を通じて、国際的な精神運動を起こそうとしたのです。


成瀬仁蔵は、日本女子大学の創立者であり、
日本の女子高等教育の開拓者といわれます。

彼は、慶應義塾大学の福沢諭吉、同志社大学の新島襄とあわせて、
明治の三大教育者の一人とされていますが、あまり世に知られていません。

彼は、また牧師としての顔を持つ宗教者でもありました。

その信仰は、キリスト教のみにとらわれず、ニューソートや神智学にまで及んでいます。

日本女子大学の三綱領は、
「信念徹底」、「自発創生」、「共同奉仕」であり、

「宇宙に遍満するところの、微妙不可思議な至高至大の活力、
神聖な霊的生命という外に名づけようのない、実在の文化的発現たる人々の精神」
を前提として提唱された、宗教色の濃いものとなっています。


彼の講話録が残されていて、その思想がかいまみれます。

我々は引力、光、熱、電気、磁力等、フォース及びエーテルによって、
他の天体と密接な関係を結んでいるが、
宇宙の本体界における精神的関係を説明するためには、エーテルなどよりも、
なお一層微妙な仮説を立てなければならぬ。
つまり内在生命、精神的生命の本質は何であるかというと、
それを霊光(アストラル・ライト)と名づける。
アストラルとは、天ないし人間以上の世界を意味するのであるが、
その霊光の出来る原素は即ちライプニッツのいうモナドである。
モナドはあらゆる精神界の活動の本源であって、霊界はそのモナドの海洋なのである。
我々の精神の中にはこの霊光があって、肉体感覚によらない交通をすることが出来る。



このような教育者が日本にいたのは驚きです。




クリックして愚僧の活動に御協力ください。
末来は明るいと信じよう。

日々、良くなるしかないのだ、と信じよう。

希望をもとう。

強い信念は実現します。

明るい思考は、明るいものを引き寄せます。

病気や不幸は、確かにあります。

しかし、神仏は、その人が耐えられない試練は与えないと信じよう。

また、私達は、どうしても自分に自信が持てず、自分を責めてしまうことがあります。

しかし、自己嫌悪や自虐は、仏に対する罪です。

何故なら、私達は皆、仏の子であり、仏性を宿した存在だからです。

自分もまた、神仏に愛されている存在なのです。

自分を愛そう。そして、自分を褒めることも大切です。

自分を愛せないのに、他人を愛することはできません。

自分と他人と神仏を信じよう。

例え、地球上にどれほどの悪や悲惨や不幸があるように見えても、

神仏は地獄の底をも支え、長い目で見守っておられるのです。




クリックして愚僧の活動に御協力ください。