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2008.05.23 希望の光
邪教は数限りなく存在します。

しかし、神は人類を見捨てるようなことはしません。

正しい宗教は、存在するのです。

ニューエイジ運動もその一環です。

よく目を凝らせば、世界的な霊性復興のうねりが見えてきます。

全人類救済の為に本気で立ち上がっている団体があります。

一見同じようなことを言っていても、その違いは明確に分かります。

その教えを奉じる人々が実際に幸福になっているかどうか?

その教えを奉じる人々が無私の精神を持ち、愛溢れる人格者となっているかどうか?

その教えを奉じる人々が伝道に熱意を持っているかどうか?

神の使命を帯びた人々は、闇の中で強烈な光を放つのです。

仏法僧の三宝に帰依し、無我に生きている人々が、人類の希望の光なのです。

よもやその光に破られる闇とはならぬよう、愚僧も精進します。




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2008.05.23 神々の師
お釈迦さまは、神々の師でもありますから、
法を説かれる時には、多くの神々が集まってきました。

ある時、お釈迦さまは、
弟子達に、天眼(霊能力)でもってこれらを見るように促され、
神々の名前を明かしていきます。
一方で、誘惑しようとしてやって来た悪魔をもよく知るように告げられ、
これを退散させています。

このことが書かれたお経は、「神々の愛する経」とも言われて、
伝統仏教では、「護呪経典」の一つとして、尊重されているのです。



世尊は、比丘たちに告げて言われた。

「比丘たちよ、十方世界の多くの神々が、
如来と比丘僧団に会うために、集まっています。
比丘たちよ、過去において、
かの阿羅漢にして正自覚者となった世尊たちにもまた、
現在の私にあるように、これが最高のものであるとして神々が集まりました。
比丘たちよ、未来において、かの阿羅漢にして正自覚者となる世尊たちにもまた、
現在の私にあるように、これが最高のものであるとして神々が集まるはずです。
比丘たちよ、天の群衆の名前を述べることにします。
比丘たちよ、天の群衆の名前を讃えることにします。
比丘たちよ、天の群衆の名前を示すことにします。
それを聞き、よく考えなさい。それでは語ります。」

「かしこまりました、尊師よ。」と、かれら比丘は世尊に答えました。  

世尊はつぎのように言われた。

「私は詩句を唱えよう。 
地の神々の場所に依存し、山・洞窟に依存し、
かれらは自ら励み、入定している。

多くの者は獅子の如く、身じろぎもなく坐している。
心は純白、清浄にして、濁りを離れ澄んでいる。

カピラヴァットゥの近くの林で、五百に余る者たちを知り、
教えを喜ぶ弟子たちに、それより師は告げて言った。

『天の群衆はやって来ている、かれらを知るのだ、比丘たちよ。』

仏の教えを聞いたあと、かれらはまた熱心となった。

霊的存在たちを見るという、天眼智がかれらに現われた。
ある者たちは百を千を、あるいはまた七万を見た。

ある者たちは、十万の霊的存在たちを見てとった。
ある者たちは無数を見た、全方向に広がっていたゆえ。

またその一切をよく知って、
具眼者として確定し教えを喜ぶ弟子たちに、
それより師は告げて言った。

『天の群衆はやって来ている、かれらを知るのだ、
比丘たちよ、私はかれらを讃えよう、言葉で順にそなたらに。』

人を幻術で惑わす、四天王の手下が来た。
マーヤー、クテーンドゥ、ヴェーテーンドゥ、
チャンダナ、カーマセッタ、キンヌガンドゥ等。

神の御者である、マターリが遣って来た。
羽を持つ天使、ガンダッバの王も遣って来た。
天候を自在に司る龍の神、ナーガも遣って来た。

金剛杵を手に持つ、インドラ神によって、
打ち負かされた阿修羅は、海に暮らしている。
強力な軍を持っていて、第二天界と戦っている。

地の神、水の神、火の神、風の神、更に、
ヴァルナ神、ヤサ神、ソーマ神が遣って来た。
慈悲の瞑想をして、光輝を持って再生した神々。

サハリ神、アサマ神、双子であるヤマ神、
月に住む神々が、月を先頭にして遣って来た。
太陽に住む神々が、日を先頭にして遣って来た。

ヴァス神の首長、インドラが遣って来た。
帝釈天サッカは、三十三天の指導者であって、
神通を備えて、容姿に優れた、高貴な王である。

燃え上がる火、サハブー神が遣って来た。
アリッタカ神、ロージャー神、ヴァルナー神、
神通を備え、容姿に優れた、高貴な神々である。

赤色の神々である、ローヒタヴァーシン、
緑色の神々である、ハリの神々が遣って来た。
神通を備え、容姿に優れた、高貴な神々である。

雷鳴を轟かせつつ、豪雨を降らせながら、
雷雨の神である、パッジュンナが遣って来た。
神通を備えて、容姿に優れた、高貴な神である。

第四天界のトゥシタ天より、遣って来た。
第五天界のニンマーナラティが、遣って来た。
第六天界からは、パラニンミタが、遣って来た。

梵天からは、サナンクマーラ、ティッサ、
ハーリタ、スブラフマー、パラマッタが来た。
神通を備え、容姿に優れた、高貴な神々である。

大梵天と共に、かれらすべての神が来たとき、
魔の軍勢は前進した。
見よ、黒なる魔の愚かしさを!

電光ともに雨雲が、あたかも雷鳴するように、
怒り、自ら力を失い、かれらはそこで退散した。

またその一切をよく知って、世尊は語ろうと思い、
教えを喜ぶ弟子たちに、それより師は告げて言われた。

『魔の軍勢が前進している、比丘らよ、そなたらは知るがよい。』

かれらは仏の教えを聞いて、また熱心に努め励んだ。
魔の軍勢は、離貪の聖者たちから去って行った。

戦いに勝ち、すべての者は、恐怖が過ぎ去り、誉れあり。」



パーリ原始仏典第20経「大集会経」




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ガンジーやユングも尊崇していたといわれる、
インドの20世紀の聖者ラマナ・マハルシの言葉です。



人間の真性質は幸福です。幸福は真の自我に植えつけられた天性です。
幸福を求めるのは、真の自我を無意識的に求めているのです。
真の自我は亡びるものではありません。
だからそれを見出した人は、終りなき幸福を見出します。


すべての思想の初一歩は、各人の心の中に在る原始的思想で、我という思想です。
この思想が生れて来た後、さまざまな思想がおこって来ます。
心の中に最初の個人的代名詞「我」というものがおこって来た後、
第二の個人的代名詞「汝」というものが生れて来ます。
「我」というものの糸を知的に辿っていくと、その源泉に戻れば、
「汝」という思想も、「我」という思想も消えてしまいます。これは経験されることです。


私という感覚は肉体や脳髄の人間にこびりついています。
人が初めて、真の自我を知ると、
自己の存在の深い根底から何ものかが盛り上って来て、その人を促えます。
その何ものかは心の背後にあって、永遠無限神聖なものです。
ある人はそれを天国といい、ある人はそれを魂といい、
またある者はそれを涅槃といいます。
どういう名称だろうと、お好み次第につけてよいのです。
これが起って来ると、人間は自我を失ったのではなくて、自我を発見したのです。


人は、真我の質問に出発しなければ、
不安懐疑が、一生涯彼につきまとうことになります。
世の中には様々と知識を集める大知力の人達がいます。
この人達に人間の神秘を説くことが出来るか、
自己に打ち勝っているか聞いて御覧なさい。
彼等は恥入って頭を垂れてしまいます。
自分が何ものであるかということを知らないで、
様々な事を知ろうとしても何の役にも立ちません。
人々は真我の探求を避けて、何を計画しても無駄です。


真理はインド人にも欧州人にも同じことです。
俗悪生活に鈍している者には、この道を辿ることが難しいですが、
それでも人間はこの困難を克服しなければなりません。
瞑想裡に湧き出て来た活泉の流れは、善習慣により、
瞑想の実修によって持続されます。
その活泉に汲んで、自分の仕事も活動も出来るのです。
瞑想と外的活動の間には区別がありません。
「我は誰であるのか?」
人がこの問題を瞑想して、自分は肉体でもなく、頭でもなく、
欲望でもないことを知り始めたなら、
甚深な自己存在の根底から答えはおのずから出て来ます。
深遠な実現と調和して解って来るものです。





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時代はもうここまで来ています。
僧侶も取り残されないようにしなければいけません。



『こころの癒し スピリチュアル・ヒーリング
―医師・科学者・セラピストによる未来医療への架け橋』
(出帆新社)
奥 健夫 (監修)

推薦の言葉:
『現代医療が直面している大きな壁、それが「スピリチュアル・ケア」である。
本書では、大学教官・研究者・医師・カウンセラーなど、
統合医療の第一人者の方々が、
多様な観点から「スピリチュアル・ケア」について考察し、
その大きな壁を乗り越えようと試みている。
この種のテーマが受けやすい誤解を恐れず、
保身を捨てて堂々と本音を語ろうとする執筆者たちの勇気に、
心から敬意を表したい。(福島大学教授 飯田史彦)』

【目次】
癒しのネットワーク 高津尚子(医師) 
1.診療内科医誕生/2.汝自身を癒せ/3.南大阪女医ネット
4.アロマセラピーとの出会い/5.「一緒に治しましょう」/6.親友の旅立ち
7.不思議なつながり/8.癒しのネットワークへ/9.「妖しい町医者」

こころの旅 六浦裕美(医師)
1.内なる癒し力/2.「こころの旅」のグループ・ワーク
3.「こころの旅」の体験者/4.「旅」のおわりに

スピリチュアル・ケア 西本真司(医師)
1.「せっちゃん」の旅立ち/2.女性患者さんからのメッセージ/3.昭和の曙
4.「鎮魂帰神法」と外気功/5.クオンタム・ゼイロイドシステム
6.クモ膜下出血のメッセージ/7.乳癌ステージⅣからの生還を目指して
8.私のスピリチュアル・ヒーリング

大いなるものとの繋がり 高松佐和子(医師)
1.祈りの瞑想/2.真なる癒し/3.サトル・アナトミー(微細解剖学)
4.七つのヒーリングの原理/5.ハイヤーセルフと繋がる/6.大いなるものと繋がる

心身医学からレインボー・メディスンへ 深尾篤嗣・藤見幸雄(医師・臨床心理士)
1.心身医学と医療モデルの変遷/2.プロセス指向心理学
3.因果性と共時性―二種類の心身相関/4.実際の症例
5.症例の考案/6.二種類の心身相関の比較/7.日本の心身医学の独自性

「ルルドの奇跡」から思うスピリチュアル・ヒーリング 小池弘人(医師)
1.ルルドの大いなる奇跡/2.奇跡認定医・パトリック・テリエ先生
3.「ルルド」の時間的・空間的スピリチュアル・ヒーリング
4.代替医療の空間的スピリチュアル・ヒーリング
5.代替医療の時間的スピリチュアル・ヒーリング/6.日常生活のセルフケア
7.セルフケアから森林療法へ/8.身体と精神の統合モデル・テンセグリティー
9.スピリチュアル・ヒーリングの原型

ハートと感情と情報物質 スーザン・ジェイムスン(医師)
1.心臓病と心理的因子/2.心臓から伝達される信号/3.ハートのエネルギー場
4.感情と情報物質/5.免疫システム/6.記憶/7.ヒーリング

真の健康の実現にむかって 藤田依久子(カウンセラー)
1.スピリチュアルヘルスとメンタルヘルス/2.高度の認識能力「スピリチュアリティ」
3.医療における記述的診断の問題点/4.精神神経免疫学
5.全体と部分・全人的思考へ/6.からだの智恵

心から統合医療へ 間山真美子(医師)
1.身体に与える心の影響/2.西洋医学的アプローチ/3.統合医療的アプローチ
4.統合医療に向けて

日本の伝統医療における霊的治療の系譜 印藤裕雄(鍼灸士)
1.日本とオーストラリアのメンタリティの違い/2.医療の起源と霊的治療
3.日本列島における霊的治療の系統について
4.霊的治療の未来・霊的医学に向けて

チベット医学とスピリチュアリティー キャサリン・ウェサ(医師) 
1.チベット医学の真髄/2.依存症のための治療モデル/3.十二ステッププログラム
4.スピリチュアリティー研究の困難さ/5.仏教と四聖諦/6.仏教と十二ステップ
7.チベット医学の生命観と依存症治療/8.チベット仏教と認知行動療法
9.ルン(風素)のコントロール

ホログラムからみた意識と生命 奥健夫(工学博士)
1.複雑系原子配列調和物質/2.意識・生命エネルギーの波動モデル
3.ホログラフィック原理による意識・生命モデル/4.第三世代医療
5.非局在医療の検証/6.情報変換と医療モデル/7.非局在医療と共時性




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