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2008.06.25 唯物論の歩み
唯物論は、
精神や心などのあらゆる人間の営為を、物質である脳内現象に還元し、
霊魂や神仏などの非物質的存在を認めない、という思想です。

現代の日本においては、
僧侶にすらこの思想が信奉されていますが、
歴史的に見れば、唯物論が正統な地位を獲得したのは僅かな期間にすぎません。

時代は変わります。

21世紀は、神仏の復活の時代になるでしょう。

下記は、シュタイナーによる分析です。


7世紀     ゴンディシャプールの学院の成立(イスラム世界の誕生)
                  ↓
9-12世紀 アラビア自然科学の発達――唯物論の萌芽
         フワーリズミー アヴィセンナ アヴェロエス
                  ↓
中世      ヨーロッパ世界がアラビアの哲学・自然科学を導入
         (アラビア数字 三角法 火薬・羅針盤・印刷術)
                  ↓
13世紀    ロジャー・ベーコンの経験主義的自然学
                  ↓
17世紀   近代自然科学の誕生――唯物論的思考方法の基礎
        ニュートン ケプラー
                  ↓
19世紀   唯物論哲学 実証主義哲学――唯物論の完成、唯物史観
        フォイエルバッハ マルクス コント
        進化論――人間とサルは同一の祖先から進化したと説き、宗教界に打撃
        ダーウィン
                  ↓
20世紀   ボルシェヴィズム――科学的社会主義
        レーニン トロツキー




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2008.06.25 永遠の大道
英国の文学者フレデリック・マイヤーズは、
心霊研究にも大きな功績を残しました。

マイヤーズは生前、自分が死んで霊界に帰った場合には、
死後存続の証明のために、必ず地上に通信を送ると約束していました。

そして、その約束どおり、
死してなお、人類の覚醒のために通信を送り続けたのです。

マイヤーズが、霊媒のG.カミンズに送った霊言です。


ああ、想像と直感―そうしたものが人間にあればこそ、
われわれは地上生活につきものの、一時的な苦痛や、悲哀や、
紛々たる誤解や、闘争を排除し、厭倒し得るのである。
見よ、自分達の前途、自分達の真上には、偉大崇厳なる自由の世界が、
自分達の来着を、笑顔をもってさしまねいているではないか。
人間は断じて五七十年の短日月に限られた、
そんなケチ臭い、そんな貧しい、そんな窮屈な、又そんな悩ましいものではない。
人間を縛るものは、実にその厄介千萬な肉体である。
肉体があるばかりに、人間は親切にして高邁なる祖霊、
その他人間以上の有情の存在に背き、
かくもせせこましい割拠的生活に悩むのである。





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