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2008.09.12
徳富蘇峰の予言
明治から昭和にかけて活躍した、
大ジャーナリスト、思想家、歴史家の徳富蘇峰氏は、
近代日本を代表する言論人として、多くの人々の支持を得ていましたが、
敗戦によってその評価は一変してしまいました。
彼が、百年後の日本人の為に遺したといわれる、
「頑蘇夢物語」と題された敗戦後の日記の中では、
アメリカの占領政策によって変節する日本人を嘆いています。
宗教心や公的精神の欠如が著しい現在の日本。
戦後60年以上たちますが、未だに戦後は終わっていないのです。
近頃日本人が米国人の手先となって、日本を米国化せんとする事に、
これ日も足らざる有様は、只々不思議に考えらるる。
今日米国人は、如何なる手段を執れば、日本が再び起ちあがって、
米国に復讐が出来ぬようになるかと、それのみを考えている。
その手段として、日本から立ちあがる事の出来ぬように、
あらゆる物的条件を剥奪する事を努めている。
武器はおろか、刀さえも取上げるという始未で。
昔豊太閤が刀狩りをして、大仏を造ったが、
アメリカ人は、刀狩りをして、何を造るつもりか。
兎に角日本国を丸裸にし、日本人を丸裸にすることを考えている。
近頃ラジオなどの伝うる所によれば、日本が他国に手を出すようになったのは、
畢竟、日本に資本が有り余ったからである。
生産するところの物は多くして、消費するところの物は少なく、
その余裕が出来た為めに、それを以て軍国主義の方便に供することとした。
故にこれからは、その心配なきようにせねばならぬ。
それには資本家を解散し、日本人の生活を引上げ、
つまり日本人をして、宵越の銭をつかわずその日暮しになさんとするつもりと察せらるる。
即ち貯蓄とか献金とかという事をなくして、日本国民を挙げて、
フィリピン同様のものたらしめんとするが、米国流の考え方である。
それには最も重宝なる事は、社会主義である。
民主主義というが、民主だけでは、不徹底である。
社会主義まで行かねば、その目的が達せられないという事で、
盛んに社会主義の勃興を煽っているようだ。
恐らくは今後出で来る社会主義は、マッカーサーの御用政党と見て差支あるまい。
聞けば社会主義の学校も出来るということである。
やがては文部省なども、その波に乗って、泳ぐことであろう。
明治二十三年十月、教育勅語の発布以来、それを国民に植え付けたる文部省は、
今後如何なる方便を以て、これを払拭し去らんとするか。
一旦緩急あれば、義勇公に奉ずなどという教育勅語の文句は、
マッカ―サーにとっては、一大禁物である。
追々は、いわゆる新日本の、新教育宝訓なるものが出来るであろうが、
その眼目はこれを予想するに難くない。
この頃聞けば、米国大統領トルーマンは、
日本国民を戦争に引張り込んだる思想団体を、根こそぎに検挙し、
これを撲減するようにせよと、命令したりというが、
彼等は物的資源を剥奪し去るばかりでなく、
心的資源を剥奪し去る事を、これから目論むであろう。
如何に武器は取り上げ、その日暮しに国民を陥れても、
もしそれが空拳赤手を以ても、尚天皇に奉仕し、国家を熱愛する者があっては、
安心出来ぬから、根本的にいわゆる日本精神を払拭し去る積りであろうが、
日本精神の根本は、日本歴史に在り、日本歴史の目的は、
日本の皇室に在るから、究極の目的は、日本から皇室を取除くか、
取除かざるまでも、日本国民の心から、全然皇室なるものを忘却せしむるか、
いずれにか持って行くであろう。
無条件降伏を謳歌したる人々は、これで国体だけは、取り留めたなどと、
自画自賛していたが、豈計らんや米国では、国体の根本に向って、
直ちに一撃を加えんとしていることは、火を見るよりあきらかである。
その場合に於て、我等の考えはその通りではなかったと、申訳しても既に遅しである。
予は確信を以て断言する。
米国は日本を物的去勢をなすばかりでなく、心的去勢をなさんとするものである。
当るか当らぬか、遠きを待たず、必ずその実見の日が来るであろう。
「頑蘇夢物語」
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大ジャーナリスト、思想家、歴史家の徳富蘇峰氏は、
近代日本を代表する言論人として、多くの人々の支持を得ていましたが、
敗戦によってその評価は一変してしまいました。
彼が、百年後の日本人の為に遺したといわれる、
「頑蘇夢物語」と題された敗戦後の日記の中では、
アメリカの占領政策によって変節する日本人を嘆いています。
宗教心や公的精神の欠如が著しい現在の日本。
戦後60年以上たちますが、未だに戦後は終わっていないのです。
近頃日本人が米国人の手先となって、日本を米国化せんとする事に、
これ日も足らざる有様は、只々不思議に考えらるる。
今日米国人は、如何なる手段を執れば、日本が再び起ちあがって、
米国に復讐が出来ぬようになるかと、それのみを考えている。
その手段として、日本から立ちあがる事の出来ぬように、
あらゆる物的条件を剥奪する事を努めている。
武器はおろか、刀さえも取上げるという始未で。
昔豊太閤が刀狩りをして、大仏を造ったが、
アメリカ人は、刀狩りをして、何を造るつもりか。
兎に角日本国を丸裸にし、日本人を丸裸にすることを考えている。
近頃ラジオなどの伝うる所によれば、日本が他国に手を出すようになったのは、
畢竟、日本に資本が有り余ったからである。
生産するところの物は多くして、消費するところの物は少なく、
その余裕が出来た為めに、それを以て軍国主義の方便に供することとした。
故にこれからは、その心配なきようにせねばならぬ。
それには資本家を解散し、日本人の生活を引上げ、
つまり日本人をして、宵越の銭をつかわずその日暮しになさんとするつもりと察せらるる。
即ち貯蓄とか献金とかという事をなくして、日本国民を挙げて、
フィリピン同様のものたらしめんとするが、米国流の考え方である。
それには最も重宝なる事は、社会主義である。
民主主義というが、民主だけでは、不徹底である。
社会主義まで行かねば、その目的が達せられないという事で、
盛んに社会主義の勃興を煽っているようだ。
恐らくは今後出で来る社会主義は、マッカーサーの御用政党と見て差支あるまい。
聞けば社会主義の学校も出来るということである。
やがては文部省なども、その波に乗って、泳ぐことであろう。
明治二十三年十月、教育勅語の発布以来、それを国民に植え付けたる文部省は、
今後如何なる方便を以て、これを払拭し去らんとするか。
一旦緩急あれば、義勇公に奉ずなどという教育勅語の文句は、
マッカ―サーにとっては、一大禁物である。
追々は、いわゆる新日本の、新教育宝訓なるものが出来るであろうが、
その眼目はこれを予想するに難くない。
この頃聞けば、米国大統領トルーマンは、
日本国民を戦争に引張り込んだる思想団体を、根こそぎに検挙し、
これを撲減するようにせよと、命令したりというが、
彼等は物的資源を剥奪し去るばかりでなく、
心的資源を剥奪し去る事を、これから目論むであろう。
如何に武器は取り上げ、その日暮しに国民を陥れても、
もしそれが空拳赤手を以ても、尚天皇に奉仕し、国家を熱愛する者があっては、
安心出来ぬから、根本的にいわゆる日本精神を払拭し去る積りであろうが、
日本精神の根本は、日本歴史に在り、日本歴史の目的は、
日本の皇室に在るから、究極の目的は、日本から皇室を取除くか、
取除かざるまでも、日本国民の心から、全然皇室なるものを忘却せしむるか、
いずれにか持って行くであろう。
無条件降伏を謳歌したる人々は、これで国体だけは、取り留めたなどと、
自画自賛していたが、豈計らんや米国では、国体の根本に向って、
直ちに一撃を加えんとしていることは、火を見るよりあきらかである。
その場合に於て、我等の考えはその通りではなかったと、申訳しても既に遅しである。
予は確信を以て断言する。
米国は日本を物的去勢をなすばかりでなく、心的去勢をなさんとするものである。
当るか当らぬか、遠きを待たず、必ずその実見の日が来るであろう。
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2008.09.12
無知の知
19世紀末以降、科学は、世界のあり方や生命について、
すべてを理解できるという錯覚に陥っていきました。
物理学でも、
後は細部を埋め一桁先まで測定すれば、もう行き止まりだと思われていました。
ところが、古典物理学の扱う、「物質」と「場」だけでは世界は説明することが出来ず、
物質は波動であることが発見され、物質と場の区別が曖昧になっていきました。
いまや、私たちは、世界は量子素材で出来ていると信じています。
ところが、その量子素材そのものは何であるのか、ということが分からないのです。
最小の単位を扱う科学分野でもそうなのですから、
生命についてなど到底、理解することは不可能なのです。
科学が進歩すればするほど、分からないことが増大しているのです。
今こそ、「無知の知」ということが必要とされているのでしょう。
人間は、神秘の前に謙虚にならなければなりません。
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物理学でも、
後は細部を埋め一桁先まで測定すれば、もう行き止まりだと思われていました。
ところが、古典物理学の扱う、「物質」と「場」だけでは世界は説明することが出来ず、
物質は波動であることが発見され、物質と場の区別が曖昧になっていきました。
いまや、私たちは、世界は量子素材で出来ていると信じています。
ところが、その量子素材そのものは何であるのか、ということが分からないのです。
最小の単位を扱う科学分野でもそうなのですから、
生命についてなど到底、理解することは不可能なのです。
科学が進歩すればするほど、分からないことが増大しているのです。
今こそ、「無知の知」ということが必要とされているのでしょう。
人間は、神秘の前に謙虚にならなければなりません。



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2008.09.12
無限の力
現代の仏陀によるスピリチュアルな助力を得るための方法です。
何と心強いことでしょう。
みなさんの目には見えませんが、
この大宇宙は、素晴らしいエネルギーで満ち溢れています。
それはそれは素晴らしいエネルギーです。
このエネルギーは、物事を発展させる力でもありますし、
人々を幸福にしてやまない力でもあります。
また、創造性に満ちた力でもありますし、愛に満ちた力でもあります。
この目には見えぬ力が、全宇宙に、
パイプや血管のような管で隈なく張り巡らされて、つながっているのです。
そして、その目に見えぬ細い細いパイプは、一人ひとりの心にもつながっています。
水道管が残らず各家庭まで通ってきているように、
各人の心にまで、この大宇宙のエネルギーは押し寄せてきているのです。
このエネルギーの使い方は、ちょうど水道の使い方と同じです。
つまり、「蛇口を回せば水が出るけれども、蛇口を止めれば水は出ない」、
という仕組みになっているのです。蛇口を開く努力というものは二者択一です。
ある種の心の持ち方をすれば、
大宇宙のエネルギーのパイプから愛のエネルギーが溢れ出し、
ある種のものの考え方をすれば、それが止まってしまうのです。
では、いったい、どのような考え方をすればよいのでしょうか。
不思議なことに、自分のためだけに水を出そうとすると、
一時期、出ることはあっても、やがて出なくなって、水は自然に止まってしまうのです。
ところが、他の人々にも水を出す方法を教えてあげると、
汲めども汲めども尽きない井戸の水のように、
エネルギーの泉が滾々と湧いてくるのです。まことに不思議なことです。
ここで私が言いたいことは、簡単なことです。
「あなたの心の波長を根源の神である『主』の波長に合わせたら、
合わせただけ幸福になる」ということです。単にそれだけのことなのです。
「主から発される“電波”があります。この周波数に合わせれば、
その放送電波をキャッチすることができますよ」と述べているのです。
では、主の放送局から流されている電波とは、どのようなものでしょうか。
それは、愛であり、智慧であり、勇気、正義、希望、喜び、自由、平等、公平、進歩です。
そのようなもので満ち満ちているわけです。
そうした波長に、あなたの心を合わせれば、「合わせる」という努力だけで、
無限に光の供給を受けることが可能になってきます。
あなたは、そのコツを手に入れるだけで、
無限の富を得たのとほとんど同じことになるのです。
あなたがたは、まず、心正しい人でなければなりません。
悪を憎み、正義を愛する人でなくてはなりません。
また、「愛というものが普遍的なるものであり、地上最大の価値を持つものである」、
ということを知らねばなりません。
それから、「富というものが、この地上の繁栄のために現れているのだ」、
ということを肯定しなくてはなりません。
さらに、「人類すべてが幸福になっていくことが、
自分自身の幸福を増幅させていくための基礎となっている」、
ということを知らねばなりません。
そして、あなたがたは、もっと、
「公的なる生きがい」というものに目覚めなければなりません。
自分一人の小さな殻に閉じこもっているのみならず、
多くの人々と共に幸福な社会を築いていこうとする精神態度を、
かたちづくっていかねばなりません。
ユートピアを願う人々が集まってこそ、ユートピアはでき上がっていくのです。
「さあ、心を開け。主のエネルギーを受け止めよ。主の理想をそのままに受け止めよ。
人間心で妨げることなく、主のエネルギーを受け止めよ」それが大事なのです。
主の力を授かりたくば、純粋なる心で、屈託のない心で祈ることです。
心のなかの邪心を取り払って、ひたすらに主に祈ることです。
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような智慧の一雫を
私にお与えください
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような愛の一雫を
私にお与えください
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような富の一雫を
私にお与えください
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような慈悲の一雫を
私にお与えください
このように祈ればよいのです。主は無限の存在です。
すべてのものを可能にしていく力です。
あなたの悩みなど、主の一雫の力によって解決されていくものなのです。
そして、その主への願いを聞き届けるために、
数多くの光の天使たちが、あの世の実在界においても働いています。
また地上界においても働いています。
あなたが主に祈ることによって、
地上に出でたる光の天使があなたを助けにやってきますし、
また、実在界にある光の天使も、その仕事を開始するようになってくるのです。
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何と心強いことでしょう。
みなさんの目には見えませんが、
この大宇宙は、素晴らしいエネルギーで満ち溢れています。
それはそれは素晴らしいエネルギーです。
このエネルギーは、物事を発展させる力でもありますし、
人々を幸福にしてやまない力でもあります。
また、創造性に満ちた力でもありますし、愛に満ちた力でもあります。
この目には見えぬ力が、全宇宙に、
パイプや血管のような管で隈なく張り巡らされて、つながっているのです。
そして、その目に見えぬ細い細いパイプは、一人ひとりの心にもつながっています。
水道管が残らず各家庭まで通ってきているように、
各人の心にまで、この大宇宙のエネルギーは押し寄せてきているのです。
このエネルギーの使い方は、ちょうど水道の使い方と同じです。
つまり、「蛇口を回せば水が出るけれども、蛇口を止めれば水は出ない」、
という仕組みになっているのです。蛇口を開く努力というものは二者択一です。
ある種の心の持ち方をすれば、
大宇宙のエネルギーのパイプから愛のエネルギーが溢れ出し、
ある種のものの考え方をすれば、それが止まってしまうのです。
では、いったい、どのような考え方をすればよいのでしょうか。
不思議なことに、自分のためだけに水を出そうとすると、
一時期、出ることはあっても、やがて出なくなって、水は自然に止まってしまうのです。
ところが、他の人々にも水を出す方法を教えてあげると、
汲めども汲めども尽きない井戸の水のように、
エネルギーの泉が滾々と湧いてくるのです。まことに不思議なことです。
ここで私が言いたいことは、簡単なことです。
「あなたの心の波長を根源の神である『主』の波長に合わせたら、
合わせただけ幸福になる」ということです。単にそれだけのことなのです。
「主から発される“電波”があります。この周波数に合わせれば、
その放送電波をキャッチすることができますよ」と述べているのです。
では、主の放送局から流されている電波とは、どのようなものでしょうか。
それは、愛であり、智慧であり、勇気、正義、希望、喜び、自由、平等、公平、進歩です。
そのようなもので満ち満ちているわけです。
そうした波長に、あなたの心を合わせれば、「合わせる」という努力だけで、
無限に光の供給を受けることが可能になってきます。
あなたは、そのコツを手に入れるだけで、
無限の富を得たのとほとんど同じことになるのです。
あなたがたは、まず、心正しい人でなければなりません。
悪を憎み、正義を愛する人でなくてはなりません。
また、「愛というものが普遍的なるものであり、地上最大の価値を持つものである」、
ということを知らねばなりません。
それから、「富というものが、この地上の繁栄のために現れているのだ」、
ということを肯定しなくてはなりません。
さらに、「人類すべてが幸福になっていくことが、
自分自身の幸福を増幅させていくための基礎となっている」、
ということを知らねばなりません。
そして、あなたがたは、もっと、
「公的なる生きがい」というものに目覚めなければなりません。
自分一人の小さな殻に閉じこもっているのみならず、
多くの人々と共に幸福な社会を築いていこうとする精神態度を、
かたちづくっていかねばなりません。
ユートピアを願う人々が集まってこそ、ユートピアはでき上がっていくのです。
「さあ、心を開け。主のエネルギーを受け止めよ。主の理想をそのままに受け止めよ。
人間心で妨げることなく、主のエネルギーを受け止めよ」それが大事なのです。
主の力を授かりたくば、純粋なる心で、屈託のない心で祈ることです。
心のなかの邪心を取り払って、ひたすらに主に祈ることです。
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような智慧の一雫を
私にお与えください
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような愛の一雫を
私にお与えください
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような富の一雫を
私にお与えください
主よ
あなたの持っておられる
その大海原のような慈悲の一雫を
私にお与えください
このように祈ればよいのです。主は無限の存在です。
すべてのものを可能にしていく力です。
あなたの悩みなど、主の一雫の力によって解決されていくものなのです。
そして、その主への願いを聞き届けるために、
数多くの光の天使たちが、あの世の実在界においても働いています。
また地上界においても働いています。
あなたが主に祈ることによって、
地上に出でたる光の天使があなたを助けにやってきますし、
また、実在界にある光の天使も、その仕事を開始するようになってくるのです。



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