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2008.10.22 理想国家日本
現代の仏陀が、国家のあるべき姿について説かれています。

今後わが国には、あの世とこの世を知り尽くした哲人政治家が出現する予定です。




各国に、それぞれの民族、国民が生きている以上、
その国を理想郷、理想的なるものにするためには、
出発点は、やはりその国の国民が責任を負わなければなりません。
それを前提としないで、たとえば世界百数十ヵ国のうちで、ある国が豊かであったら、
その豊かさを貧しいところに機械的に分配しなければならないというような考えだけが、
国際正義として今後もし続いていった場合には、どうなるでしょうか。
そこに出てくるものは、みなさんの目の前で崩壊していった共産主義体制というものが、
国際レベルで「国際共産主義」として復活するのと、おそらく同じことになるでしょう。
貧しい国は無前提によい国であって、豊かな国は搾取しているのであるから、
その富は貧しい国に還元しなければいけないということが、
もし公的なる正義として認められたときには、
国際的共産主義が出現することになるでしょう。
その動きはもうすでにあります。
確かに、豊かな国は、騎士道精神のもとにおいて、
貧しき者たちに手を差し延べなければならないけれども、
しかし、それがあたり前のことになったときに、
正当に努力する人たちの国家は、おそらく地上からなくなっていくでしょう。
あちらにもこちらにも福祉を求める国家ばかりが広がったときに、
そこには、貧しさの連帯のみが残ることになります。
そこには自助努力しない国家の連合のみが残ることになります。
これは、将来的には人類を必ず不幸にしていく考え方です。
ですから、国民はその国家に責任を負い、国家は国民に責任を負う。
そして、その国を豊かで、理想的なるものにすることは、まずその国自身の責任であり、
豊かで理想的なる国をつくり、そして各国の国益を世界の利益と調和させるところに、
理想の世界国家関係が成り立つのだ、ということを知らなければなりません。
ネイション・ステイト(国民国家)という考え方は、まだまだ重要です。
そして、そのなかにおいて、各国民が自助努力の精神を最大限に発揮し、
理想のもとに努力することが大事なのです。
そして、急場のどうしようもない苦しさを助けるために、豊かで進んでいる国から、
騎士道的なる精神として手を差し延べることが大事なのです。
この主従を間違ったときに、来世紀以降、
世界は大いなる不幸と不況のなかに陥っていくことは間違いありません。
ですから、これを心得ておかねばならないと私は思います。
私はみなさんに、個人における「利自即利他」ということを、くり返しくり返し説いてきました。
「自分づくりをしなさい。あなた方を救うのは、あなた方自身である。
あなた方を悟らせるのは、あなた方自身である。
私は、そのための手解きをするが、悟りに入るのは、
あなた方一人ひとりである」と語りました。
そして、
「みずからが悟りを求めていくその過程において、利他・愛他の精神を発揮しなさい。
自も他もともに生きていける共生の精神を発揮していきなさい」と言いました。
国家においても、同じことが言えるのです。
まず、それぞれの国民が、みずからの国を、
利自つまり理想的なる国家としてつくるために、精一杯の努力をしなければなりません。
みずからの国が貧しいのは、不幸なのは、戦争が多いのは、
決して時代や外国のせいではありません。
やはり、その国の国民の責任なのです。
この自覚から出発しなければなりません。
そして、政治家は、その国を富ませ豊かにし、国民たちが平和に暮らせるように、
そして人格的向上をめざせるように、努力しなくてはなりません。
そうした真の意味での国益、理想国家づくりというものをなしていったときに、
世界のあちこちで、それぞれの民族の個性にあった理想国家が出てきますから、
それぞれが、ともに生きていける、繁栄していける方向へと、
話しあいながら進めていかねばならないのです。
日本はいま、精神的なるものを除けば、
物質的なるものでは理想国家に近づいております。
これからの日本には宗教的精神が必要でしょう。
そして、それが完成されたときに、日本には理想国家ができあがるでしょう。
その理想国家が、その使命を果たすためには、他の国が、
それぞれの国民性に合わせた理想国家をつくれるように努力しなければいけません。
そのための援助を、種播きを、いまから始めていかねばなりません。
そして、すべてのものが理想に向かって伸びていき、
ともに愛しあう世界ができたときに、世界の調和と平和が完成されるのです。
世界に戦乱が多い理由の一つは、宗教の不統一ということもありましょう。
特にイスラム教圏が戦争好きであること、またキリスト教国においても、
寛容と許しはあるが、古代ユダヤ教以来の戦争好きの精神が流れているということ、
これが宗教において戦争が絶えない理由の一つです。
これに対しては、日本に仏教的なる精神を中心とした精神的高揚をつくり、
この仏教的精神を中心とした慈悲の世界、共生きの世界を、
全世界に広げていく必要があります。
宗教の融和・統合、それが必要なのです。

来世紀以降の理想のために、人類の遺産のために、
この日本という国を生かしていかねばならないのです。
私がみなさんに言いたかったことは、
個人における利自即利他は国家における利自即利他とも一致するということが一つです。
そして、結論的にもう一つ言うとするならば、
これからの日本が歩むべき政治的方向、日本の政治家がとるべき、進むべき方向は、
「徳治主義的民主主義」であろうと思うということです。
民主主義のよさを生かしながら、徳治主義、すなわち徳をもって人びとを教え、
人びとを導くという、そうした政治家の出現こそが必要となります。
政治家における徳とは何であるか。
簡単にいえば、愛の心を持ち、政治家としての知識を持ち、
反省することができ、国民を発展させることができるということ、
つまり「愛・知・反省・発展」の四正道を実践している政治家、
それが徳ある政治家であり、さらには、
正しき心の探究ができる政治家こそ、日本の指導者になるべきなのです。
正しき心とは何であるか―それは神の心です。
日本の政治指導者たる者は、宗教を学び、その精神を学び、
神の心を求めて、国民を治めていこうとすべきです。
正しき心の探究と四正道を中心として、徳ある政治家をめざし、
また、徳治主義的民主主義をめざすことこそ、
これからの理想国家日本の条件であると思うのです。





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2008.10.22 保守の台頭
左翼の牙城、朝日新聞や日教組への批判が強まっています。

左翼思想は、基本的に革新路線であり、唯物論科学を基盤としています。

それゆえ、冨や資源を有限なものとみなし、
機械的な分配による平等主義、ボーダレス・ワールドを理想とします。

これに対し、自助努力を重んじ、
道徳、宗教、伝統、文化、国益を守っていくのが保守思想です。


古いものの中にも真実はあります。

長い歴史を経て尚、残ってきたものには真実があると見るべきでしょう。

人類の智慧や常識というものは、そう大きく間違うことはありません。

左翼勢力は、
それらを破壊し、人工的につくり変えようとすることで悲劇や混乱を生んできました。

何よりも、人間にとって最も大切な「神」や「魂」を殺そうとしてきました。

そして、それは今でも続いています。

キリスト教や仏教の中にまで、その勢力が入り込んでいるのですから驚きです。

しかしいよいよ、保守勢力が声をあげはじめました。

見えないところで、思想戦は進行中なのです。




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2008.10.22 DNAの謎
生命の謎の鍵を握るといわれる遺伝子。

しかし、
そのDNAの大部分が何をしているのかまだ分かっていない、
というのが科学者の本音のようです。

最新の研究では、
全体の97%にも及ぶ、無用の長物とされてきたジャンクDNAと言われる部分は、
実は、重要な役割りを果たしていて、そこには膨大なメッセージが保存されている、
ということが分かってきたようです。

それは、自然淘汰によってなされた仕業というには、
あまりにも、暗号的で奇跡的に精巧に出来上がっているのです。


DNA構造の発見者であるノーベル賞受賞者フランシス・クリックは、
晩年、偶然による自然淘汰説を否定し、
高度な地球外文明の知的生命体の手で操作された「生命の種」ともいうべきものが、
宇宙船によって運ばれてきたのだとする、
意図的パンスペルミア説(宇宙胚子説)を唱えています。

彼は、筋金入りの無神論者でした。

それゆえ、
自然発生的に生命が誕生するという可能性は殆ど無く、
むしろ、生命は事前に設計あるいは創造されているということに気付いた時、
それを、神や霊などの超自然的な原因に帰すことを許さなかったのです。

それを認めるぐらいであれば、
むしろ、他の惑星に住む生命体のせいにする方を選んだのです。

どちらにしろ、
偶然に分子の衝突が起きた結果、
たちどころに生命が生まれるという確率は、
ガラクタ置き場を台風が通過した後に、
ボーイングジェット機が組み立て上がる確率よりも、まだ低いのです。




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2008.10.22 気分一新
気分を新たに、爽やかなテンプレートに変更してみました。

今後とも、僧侶としてブログ修行を続けてまいります。

仏教復興運動の一助となれれば幸いです。

ここを読んでくださる皆様に、より一層の幸福がありますように。

日々精進します。




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