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2008.11.05
霊界見取り図
旧来の宗教では極めて曖昧であった霊界に関して、
近年のニューエイジでは、その情報や知識は充実してきています。
ちなみに現代の仏陀は、霊界の大まかな見取り図を、
「四次元幽界」、「五次元善人界」、「六次元光明界」、
「七次元菩薩界」、「八次元如来界」、「九次元宇宙界」と現代的に示されています。
「死」の後に本当は何が起きるかは、
自分でついにその時を迎えなければ決して本当にはわからない、と言われます。
私たちの旅路のうち、中間生について私たちが知っていることが一番少ない、
というのは事実ですが、それでも様々な情報源はあります。
チャネリングによって得られた逸話や知識、幽体離脱ができる人、
インストゥルメンタル・トランスコミュニケーション、
前世療法に見られる実際に過去世の記憶を持っている人たち、
などからの情報をつなぎ合わせると、かなりはっきりとした光景が浮かぶのです。
それでもやはり、わからないことはわからないですし、
いざ向こう側へ行ってみたら、素敵な驚きが待っているに違いないとは思います。
まだまだ、研究されなければならないことはたくさんありますし、
この、広大で、大部分は手を着けられていない普遍的真実の領域については、
将来もっと多くの探求がなされるでしょう。
人々が自分の生の内側と向き合い、前世の記憶をそのための確か情報源として、
受け入れるようになるにつれて、より多くのことが明らかになるに違いありません。
よりたくさんの情報を得れば得るほど、
私たちは魂の旅路の全体像をより理解できることとなり、
この地上にいる間どのように生きるべきか、
十分な情報を持った上での決断が可能になるのです。
そればかりでなく、私たちの周りの人々を、
現世におけるその人の役割が何であれ、偉大な魂として認識するようになるでしょう。
それによって私たちはより愛情深く寛大で、
批判的でない態度で人に接することができるようになります。
また、あらゆることに肯定的な意図が含まれているということを理解することで、
私たちは調和と平安の中で生きることができるのです。
それに伴う地球規模の気づき、意識の拡大という変容のプロセスはすでに始まっており、
そして今、その勢いを増し、急速に高まりつつあります。
私たち一人ひとりの人生、
また集団としての人間の経験から試練がなくなることはありませんが、
この穏やかな革命は、私たちに、覚醒に続く旅路を前進させてくれることでしょう。
悲しいことに、死に続くこの期間に起きることについて、
非常な恐怖感を抱いている人がたくさんいます。
幽霊や悪霊のお話もたくさんありますし、ホラー映画がその恐怖を不滅のものにします。
ただし近年になって、中間生を美しく描いた映画で、
その偏った見方を是正しようという試みが映画業界に見られます。
これは喜ばしいことです。
こうした神話には、死後私たちに何が起きるのかについて、
若干の真実性もあるかもしれませんが、
私たちにわかっていることを検証して、バランスの取れた見方をしてみることにしましょう。
ギリシャの神々は、
星の世界という意味のアストロンという場所に住んでいるとされていました。
アストラル界という言葉はここから派生したもので、多くの人が、
唯一の現実世界だと認識している物質界を超えた、その先の「場所」を指しています。
アストラル界こそが魂の本当の故郷なのですが、それは地理的な場所ではなく、
単に、異なった存在の仕方―私たちの傍らに常に存在し、
異なった波動を持つ非物質的現実のことなのです。
アストラル界は、一般に天上界と呼ばれてきた七つの魂の世界から構成されています。
それぞれの世界は異なった波動を持ちながら、
互いに干渉することなく調和して共存しています。
それはちょうど、電波、光、X線が共存するのと同じです。
波動が高まるにつれて私たちの魂の性質、純粋さは変化していき、
やがてただ純粋な光のみになります。
非常に高位にある世界について私たちが知っていることはごく僅かで、
わかっていることと言えばただ、それらが非常に高い波動を持っていること、
低位界からは通常アクセスすることができないことだけです。
けれども低位界については、私たちはかなりの情報を持っています。
〈低位アストラル界〉
波動が物質界に最も近く、物質主義、欲、自己本位、
個別の意識を超えられないでいる魂が、帰って行くのがここです。
恐ろしい罪を犯した人、残忍で冷酷で、
自分のことしか考えられない人は、自分の犯した過ちに気づき、
悔い改めて先に進むすすむことができるようになるまで、ここで過ごします。
この世界にいる魂は問題を抱えており、
肉体を持って物質界に存在している魂の邪魔をするかもしれません。
ポルターガイストや悪魔、それから、まだ自分のカルマを解消できず、
多くの場合自分の死にショックを受けながら、
地上で自分がした選択に対して責任を持てずに、
彷徨っている魂などが、ここに住んでいると言われます。
自殺した人の魂もここにいるかもしれません。
魂が怖れを感じたり、どうしていいかわからずにいるこうした低位の世界が、
浄罪界、地獄などと呼ばれてきたのです。
〈中間位アストラル界〉
私たちのほとんどが臨終の直後に行くのがここです。
私たちの魂は、アストラル・ボディ(肉体の完全な複製で、
非常に遠くまで伸びることのできる銀色の糸で肉体とつながっているが、
死と同時にこの糸は切れる)という形で、ときにはほんの短い間、
またときには長い間ここにとどまります。
また、夢の中で私たちがアストラル・ボディとして行くのもここですし、
地上で生きている間も、テレパシー、サイコキネシス、
透視などを使ってこの世界に達することはできます。
死後、アストラル・ボディは、
それまで自分が認識していた身体と非常によく似たものに感じられると言うのです。
彼らは服を着て、私たちが頭の中で作り上げた建物に住んでいます。
色彩はより鮮明で、すべては自由自在に形を作ったり変化させたりできますが、
それでもやはり私たちのものと似た街や風景があります。
ただし、魂たちは、一人ひとり、独自の世界を瞬時にして形成し、
変えたいと念じるだけでそれを作り変えることができるようです。
〈高位のアストラル界〉
私たちが楽園として思い描くのがここです。
霊的な気づきを持ち、地上で良い一生を送った魂は、
このレベルまで一気に上昇していきなりここにやって来ますし、
時間をかけ、低位・中間位のアストラル界を経由してやってくる魂もあります。
アストラル・ボディはここまで来ると崩れ始め、感情、個人的特徴も消え始めます。
とは言え、この世界にいる魂の多くはまだ、
霊媒を通じて私たちとコミュニケーションを持とうと努め、
地上の愛する者のために、彼らが人間として生きていた時の何らかの特徴を、
死後存続の証拠として見せようとします。
〈メンタル界〉
ここから私たちは、昔から天国と呼ばれてきた高次の世界へと足を踏み入れます。
でもここメンタル界には、アストラル界のものほどはっきりとした形はないものの、
まだいくばくかの構造物があります。
それぞれの魂がそれ独自の現実を構成することに変わりはありませんが、
そのすべては輝く光によって形作られ、輪郭しかない場合も多いのです。
魂はすでに人間であったときの面影の一切を捨て去り、
ここではただ純粋な知性としてのみ存在します。
霊的なリーダー、偉大な教師や導き手がここにいますが、
彼らは時として、人類を助けるために人間として生まれ変わります。
地上界で優れた公正な指導者であった人は、
ここメンタル界からも私たちを導き、インスパイアし続けます。
〈セレスティアル界〉
非常に高いところにある世界については、私たちはほとんど知りませんが、
セレスティアル界には物性は全く無く、
そこにはただ融合意識と最も純粋な愛だけがあります。
キリスト、仏陀、モハメッドをはじめとする、
覚醒を果たした偉大な指導者たち、また天使たちがいるのがここです。
死後に何が起きるかは、昔ほど謎だらけのものではなくなりました。
臨死体験、過去世退行、霊媒、それにチャネリングから得られる描写はどれも、
ほとんど完璧に古代の著述物と一致しています。
ブレンダ・デーヴィス「過去世ヒーリング」
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近年のニューエイジでは、その情報や知識は充実してきています。
ちなみに現代の仏陀は、霊界の大まかな見取り図を、
「四次元幽界」、「五次元善人界」、「六次元光明界」、
「七次元菩薩界」、「八次元如来界」、「九次元宇宙界」と現代的に示されています。
「死」の後に本当は何が起きるかは、
自分でついにその時を迎えなければ決して本当にはわからない、と言われます。
私たちの旅路のうち、中間生について私たちが知っていることが一番少ない、
というのは事実ですが、それでも様々な情報源はあります。
チャネリングによって得られた逸話や知識、幽体離脱ができる人、
インストゥルメンタル・トランスコミュニケーション、
前世療法に見られる実際に過去世の記憶を持っている人たち、
などからの情報をつなぎ合わせると、かなりはっきりとした光景が浮かぶのです。
それでもやはり、わからないことはわからないですし、
いざ向こう側へ行ってみたら、素敵な驚きが待っているに違いないとは思います。
まだまだ、研究されなければならないことはたくさんありますし、
この、広大で、大部分は手を着けられていない普遍的真実の領域については、
将来もっと多くの探求がなされるでしょう。
人々が自分の生の内側と向き合い、前世の記憶をそのための確か情報源として、
受け入れるようになるにつれて、より多くのことが明らかになるに違いありません。
よりたくさんの情報を得れば得るほど、
私たちは魂の旅路の全体像をより理解できることとなり、
この地上にいる間どのように生きるべきか、
十分な情報を持った上での決断が可能になるのです。
そればかりでなく、私たちの周りの人々を、
現世におけるその人の役割が何であれ、偉大な魂として認識するようになるでしょう。
それによって私たちはより愛情深く寛大で、
批判的でない態度で人に接することができるようになります。
また、あらゆることに肯定的な意図が含まれているということを理解することで、
私たちは調和と平安の中で生きることができるのです。
それに伴う地球規模の気づき、意識の拡大という変容のプロセスはすでに始まっており、
そして今、その勢いを増し、急速に高まりつつあります。
私たち一人ひとりの人生、
また集団としての人間の経験から試練がなくなることはありませんが、
この穏やかな革命は、私たちに、覚醒に続く旅路を前進させてくれることでしょう。
悲しいことに、死に続くこの期間に起きることについて、
非常な恐怖感を抱いている人がたくさんいます。
幽霊や悪霊のお話もたくさんありますし、ホラー映画がその恐怖を不滅のものにします。
ただし近年になって、中間生を美しく描いた映画で、
その偏った見方を是正しようという試みが映画業界に見られます。
これは喜ばしいことです。
こうした神話には、死後私たちに何が起きるのかについて、
若干の真実性もあるかもしれませんが、
私たちにわかっていることを検証して、バランスの取れた見方をしてみることにしましょう。
ギリシャの神々は、
星の世界という意味のアストロンという場所に住んでいるとされていました。
アストラル界という言葉はここから派生したもので、多くの人が、
唯一の現実世界だと認識している物質界を超えた、その先の「場所」を指しています。
アストラル界こそが魂の本当の故郷なのですが、それは地理的な場所ではなく、
単に、異なった存在の仕方―私たちの傍らに常に存在し、
異なった波動を持つ非物質的現実のことなのです。
アストラル界は、一般に天上界と呼ばれてきた七つの魂の世界から構成されています。
それぞれの世界は異なった波動を持ちながら、
互いに干渉することなく調和して共存しています。
それはちょうど、電波、光、X線が共存するのと同じです。
波動が高まるにつれて私たちの魂の性質、純粋さは変化していき、
やがてただ純粋な光のみになります。
非常に高位にある世界について私たちが知っていることはごく僅かで、
わかっていることと言えばただ、それらが非常に高い波動を持っていること、
低位界からは通常アクセスすることができないことだけです。
けれども低位界については、私たちはかなりの情報を持っています。
〈低位アストラル界〉
波動が物質界に最も近く、物質主義、欲、自己本位、
個別の意識を超えられないでいる魂が、帰って行くのがここです。
恐ろしい罪を犯した人、残忍で冷酷で、
自分のことしか考えられない人は、自分の犯した過ちに気づき、
悔い改めて先に進むすすむことができるようになるまで、ここで過ごします。
この世界にいる魂は問題を抱えており、
肉体を持って物質界に存在している魂の邪魔をするかもしれません。
ポルターガイストや悪魔、それから、まだ自分のカルマを解消できず、
多くの場合自分の死にショックを受けながら、
地上で自分がした選択に対して責任を持てずに、
彷徨っている魂などが、ここに住んでいると言われます。
自殺した人の魂もここにいるかもしれません。
魂が怖れを感じたり、どうしていいかわからずにいるこうした低位の世界が、
浄罪界、地獄などと呼ばれてきたのです。
〈中間位アストラル界〉
私たちのほとんどが臨終の直後に行くのがここです。
私たちの魂は、アストラル・ボディ(肉体の完全な複製で、
非常に遠くまで伸びることのできる銀色の糸で肉体とつながっているが、
死と同時にこの糸は切れる)という形で、ときにはほんの短い間、
またときには長い間ここにとどまります。
また、夢の中で私たちがアストラル・ボディとして行くのもここですし、
地上で生きている間も、テレパシー、サイコキネシス、
透視などを使ってこの世界に達することはできます。
死後、アストラル・ボディは、
それまで自分が認識していた身体と非常によく似たものに感じられると言うのです。
彼らは服を着て、私たちが頭の中で作り上げた建物に住んでいます。
色彩はより鮮明で、すべては自由自在に形を作ったり変化させたりできますが、
それでもやはり私たちのものと似た街や風景があります。
ただし、魂たちは、一人ひとり、独自の世界を瞬時にして形成し、
変えたいと念じるだけでそれを作り変えることができるようです。
〈高位のアストラル界〉
私たちが楽園として思い描くのがここです。
霊的な気づきを持ち、地上で良い一生を送った魂は、
このレベルまで一気に上昇していきなりここにやって来ますし、
時間をかけ、低位・中間位のアストラル界を経由してやってくる魂もあります。
アストラル・ボディはここまで来ると崩れ始め、感情、個人的特徴も消え始めます。
とは言え、この世界にいる魂の多くはまだ、
霊媒を通じて私たちとコミュニケーションを持とうと努め、
地上の愛する者のために、彼らが人間として生きていた時の何らかの特徴を、
死後存続の証拠として見せようとします。
〈メンタル界〉
ここから私たちは、昔から天国と呼ばれてきた高次の世界へと足を踏み入れます。
でもここメンタル界には、アストラル界のものほどはっきりとした形はないものの、
まだいくばくかの構造物があります。
それぞれの魂がそれ独自の現実を構成することに変わりはありませんが、
そのすべては輝く光によって形作られ、輪郭しかない場合も多いのです。
魂はすでに人間であったときの面影の一切を捨て去り、
ここではただ純粋な知性としてのみ存在します。
霊的なリーダー、偉大な教師や導き手がここにいますが、
彼らは時として、人類を助けるために人間として生まれ変わります。
地上界で優れた公正な指導者であった人は、
ここメンタル界からも私たちを導き、インスパイアし続けます。
〈セレスティアル界〉
非常に高いところにある世界については、私たちはほとんど知りませんが、
セレスティアル界には物性は全く無く、
そこにはただ融合意識と最も純粋な愛だけがあります。
キリスト、仏陀、モハメッドをはじめとする、
覚醒を果たした偉大な指導者たち、また天使たちがいるのがここです。
死後に何が起きるかは、昔ほど謎だらけのものではなくなりました。
臨死体験、過去世退行、霊媒、それにチャネリングから得られる描写はどれも、
ほとんど完璧に古代の著述物と一致しています。
ブレンダ・デーヴィス「過去世ヒーリング」



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2008.11.05
三界の構造
2008.11.05
非科学的な存在
過大評価される科学。
現代には、何でも科学で解決できると思っている人も多い。
しかし、人間活動には科学が適応できないことがほとんど。
科学は、神、理念、魂、夢、愛、幸福を解さない。
およそ人間心理が関わる分野においては、科学は無力。
政治、経済、経営、教育、芸術、宗教哲学、文化、歴史、運動、発明創造、コミュニケーション。
すべては人間の想念から始まり、心が現実を創り出す。
ゆえに現象は、唯物論者にとっては脅威となる。
我々は、非科学的な存在である。
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現代には、何でも科学で解決できると思っている人も多い。
しかし、人間活動には科学が適応できないことがほとんど。
科学は、神、理念、魂、夢、愛、幸福を解さない。
およそ人間心理が関わる分野においては、科学は無力。
政治、経済、経営、教育、芸術、宗教哲学、文化、歴史、運動、発明創造、コミュニケーション。
すべては人間の想念から始まり、心が現実を創り出す。
ゆえに現象は、唯物論者にとっては脅威となる。
我々は、非科学的な存在である。



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