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もうすでに、「有事」なのです。

コピペ
Happiness Letter136・137
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本日は、黒川白雲政調会長より「日本列島、波高し!──中国の太平洋侵出」と題し、
2回に分けてメッセージをお届け致します!
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【黒川白雲政調会長寄稿】
中国海軍が今月上旬から駆逐艦や潜水艦など、
計10隻による大規模な遠洋訓練を東シナ海と太平洋で展開しています。

4月10日夜には沖縄本島と宮古島の間を東シナ海から太平洋に抜け、
ヘリ訓練や洋上補給を繰り返しています。
8日と21日には艦載ヘリが監視中の海上自衛隊の護衛艦に水平距離約90メートルまで接近。
22日午後には10日と同じ海域を太平洋から東シナ海に向け航行したことが確認されています。

人民解放軍の機関紙「解放軍報」は8日、
中国海軍で東シナ海を管轄する東海艦隊の連合艦隊が遠洋訓練を開始したと伝えています。

それによると「近年まれに見る規模と期間、複雑な環境での訓練」を実施する予定で、
「世論戦、心理戦、法律戦の訓練」やテロ・海賊対策も実施するとのことです。

中国は、日本の海上自衛隊の防衛態勢・反応、
(情け無いことに、威嚇射撃の一発も撃つことができませんでしたが…)を調査すると共に、
あえて12日の日中首脳会談の直前に演習を行い、
政府の弱腰度の調査(情け無いことに、
鳩山首相は胡錦濤国家主席に一言も海上演習に対する不快感を口にできませんでしたが…)、
世論の動向(情け無いことに、平和ボケした日本では、
マスコミは大した扱いをしていませんが…)の調査、
そして日本人に対する心理的威嚇もあるのでしょう。

日本政府は中国の太平洋侵出という脅威に対し、
いかなる対応をなすのか、舵取りの手腕が試されています。

今、必要なものは揺るぎない「国家の大戦略」であり、
それに基づく「国防戦略」であります。

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中国の潜水艦2隻は沖縄本島と宮古島の間を東シナ海から太平洋に抜ける際、
浮上航行し、誇示するように赤い中国国旗をなびかせていました。

今回、注目すべきは中国の「政治的意図(意志)」です。

今回の演習は、中国が九州、沖縄、台湾、フィリピン、
ボルネオ島を結ぶ「第1列島線」と呼ぶ防衛線内での影響力確保にメドを付け、
伊豆諸島、小笠原諸島、グアム・サイパン、
パプアニューギニアを結ぶ「第2列島線」に張り出す宣言とも取れます。

中国は2020年までに「第2列島線」までの制海権確保を目指しており、
今後10年、中国の国家戦略をかけた太平洋進出が始まります。

中国の太平洋覇権に対し、
日本はどのように対処するのか、国家の「大戦略」が問われます。

基本的には、日本には3つのオプション(選択肢)しかありません。
1.「日米同盟」を基調とした自由主義陣営の繋がりを強化するか。
2.「日米同盟」を終わらせ、日本が「独立国家」として武装強化(核武装)するか。
3.「中国の属国・植民地」となり、中国の「核の傘」に入るか。

幸福実現党は、日米同盟を基調として、
自由主義陣営の連携を強化する国家戦略を打ち出しています。

安倍首相・麻生外相時代に「自由と繁栄の弧」という注目すべき外交戦略が打ち出されました。
バルト3国から、東欧、ウクライナ、インド、
インドシナ3国を結ぶ円弧状の自由主義国・民主主義国の連携ラインです。

「価値観外交」とも言われていますが、直截的な表現を用いれば、
価値観の異なる国家に対する「包囲網」「封じ込め」戦略です。

幸福実現党は更に、日米同盟を強化しつつ、
中国と牽制し合っているインドとの日印軍事同盟、
中国の「北の脅威」となるロシアとの日露協商を結び、
中国の太平洋やインド洋等の外洋進出・覇権主義に対し、
アジア地域のバランス・オブ・パワーを維持する国家戦略を実現致します。




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