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2011.01.06 第三の扉
いままでの常識が音を立てて崩れ始めています。

でも、マスコミは、UFO問題に関して、面白おかしくちゃかすだけ・・・

日本では、まだまだ「第一の扉」も開かれてませんね。




古典的なテレビ番組『三つの扉』のように、
UFOとET生活への取り組みを考えるさい、私たちは三つの選択を突きつけられる。

まず第一に「一枚目の扉」があって、
この扉を通しては、目撃や物証、隠蔽工作や陰謀に関する事実や数字しかわからない。
このボックスのなかでは秘密情報を握った人々と、
それを否定する人々との間で際限のない論議がくり返される。
そこに登場するのは、さまざまなタイプのUFO研究家や専門の批評家、
宇宙の真理に関する世論を先導する(故カール・セーガンを筆頭とする)、
いわゆる科学者たちだ。
これら二つのグループは実に奇妙な仲間同士で、
過去50年にわたって死闘に巻き込まれていた。
双方とも真実を握っていると主張するが、どちらも相手側に説得されることはない。
一方がイエスと言えば、反対側はノーと叫ぶ。
正直なところ、頑固な懐疑論者たちは断じて敗北を宣言したりはしないし、
UFO研究家たちも、
(ET誘拐事件の研究を専門にするハーヴァード大学のジョン・マック教授のように)、
いくらその道のプロだとはいっても、
異星人や隠蔽工作や秘密取引の決定的証拠を出せずにいる。
これは予想どおりだと思うが、実に遺憾なのは、
この闘い全体が、現実には人類の向上に少しも役立っていないことだ。
砂漠の砂丘をめぐって戦う遊牧民たちのように、
懐疑論者たちと秘密情報を固く信じる人々の議論はむなしく、
どのみち、人間精神が、ETの物証や隠蔽工作の証拠で強められることは決してない。
物証は黙したまま、魂に語りかけたりはしないのだ。

「ニ枚目の扉」は少しは気をそそるが、これもやはり行き止まりだ。
この扉を選んだ場合、薄気味悪いグレイたち、奇怪な実験、
影の侵入者たちによる下手な遺伝子操作と出くわすことになる。
アブダクション・コンタクトやネガティブな生物が現実に存在することは認めるが、
これはずっと大きなジグソーパズルの小さなひとコマにすぎないと思う。
このボックスで生活することで、ETたちの精神を把握しようとするのは、
刑務所を訪れて国民の気質を判断するようなものだ。
おかげでサンプリングのひどい偏向のとばっちりを受けることになる。
さらに私の考えでは、ショッキングな経験をした人々のほとんどは、
現場の最前線に立って援護にあたる専門家たちも含めて、
深い問題が絡んでいることに気づいていない。
あいにく彼らは、自己のパワーをはじめ、次元間コンタクトの法則、精神ヒーリングの方法、
神のパワーを利用する手段などに関して、形而上学的な理解がほとんどできていない。
それどころか、この社会集団はたえまなく恐怖話をうんざりするほど吹き込まれて、
手も足も出ない状態で混乱したまま暗闇に放置され、
最悪の事態を予期するだけで―内なる神に頼るすべもない。
しかし、これはそもそも、ずっと分厚い書物のたかだか一章にすぎず、
実はしかるべき答えや解決策がちゃんとあるのだ。
にもかかわらず、ETアブダクシヨンの研究者たちの世界には、
答えや解決策があるようには思えない。
ETの犯罪的要素に固執する以上、
私たちは、その背後にある大きな光明を見逃すことになる。

それはそうと、まだ「三枚目の扉」が残っている。
あなたはこの扉を通して、統合された精神の視界を手に入れる。
それはETウォークインやワンダラーや世界奉仕者たちが活動する、
コズミック・プランに関する形而上学的ヴィジョンである。
UFOの現実を異なる目で見て、〈霊魂の進化〉に焦点を当てるなら、
ここでは愛と知恵と目的という完全に精神的なものが強調されることになる。
ここでは宇宙の合一、意識の変容、二つの道、〈高次自我〉への信頼について語られる。
懐疑論者や研究家たちが際限のない議論に巻き込まれ、
陰謀に反対する活動家たちが体制を口汚く罵り(どうせ、そのうちすぐに崩壊するのに)、
アブダクション研究家たちがネガティブなETコンタクトの話を嘆き悲しんだり、
楽しげに物語っている間に―私たちは精神世界の見方を取り入れて、
もっとずっと深く掘り下げることができるのだ。
この三枚目の扉の背後には、インスピレーションと目的と意味ばかりか、
稀有な経験がきっかけとなって覚醒した嘘偽りのない人々も見つかる。
この人々はあげつらいはしない。
運命を予言もしない。
あなたに何かを納得させようともしない。
この人々が断言するのは、字宙が知的生命でいっぱいであることで、
しかも「愛がその鍵となっている」とする。
しかし、もっとも肝心なことは、
彼らのメッセージからはバランスの取れた〈宇宙の普遍的生命〉観が、
浮かび上がってくることだ―これは、UFOやETのことが完全に得心できる宇宙観なのだ。

スコット・マンデルカー「宇宙人の魂をもつ人々」




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