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2011.04.01 慈悲の心
現代の仏陀は、本当の幸福について説いてくださっています。

まさに、仏陀の証明です。




私は、霊的啓示を受けて、
本来の世界の大きさや、この世の仕組みなどを知ってから、考え方が変わりました。
「すべての生きとし生けるものは、修行のためにこの世に生まれ、
いろいろな立場や条件で魂修行をしているのだ」ということを知ってから、
考え方がかなり変わったのです。

この世での勝利が、そのまま、あの世での勝利、
生き通しの世界での勝利につながるわけではありません。
人に譲るなどして、この世的には、損をしたように見えたり、
人に負けたように見えたりしても、霊的には勝利していることがあるのです。
それを私は知りました。
真実の世界観を知ることによって、
私は、「努力して他の人のよいところを見て、祝福しなければいけない。
人の長所を認め、その人を育てなければいけない。
人をほめてあげなければいけない。
才能のある人は使い、その人を潰してはいけない」という考え方を持つようになったのです。

慈悲の心は、人の苦しみや悲しみを見て、それを放っておけない心です。
優しい心です。
人の心にとげが刺さっていたら、そのとげを抜いてあげようと思う心です。
人が傷つき、悲しんだり苦しんだりしていたら、
その人を励まし、助けてあげようとする心です。
これが慈悲の心なのです。

慈悲は仏教の根本概念の一つです。
仏教を一言で表すなら、慈悲に尽きるのです。
慈悲とは、易しい言葉で言えば、「与える愛」の心のことです。
宗教的真理に目覚め、人生の真実に目覚めたならば、
慈悲の心に目覚めること、慈悲の本質に気づくことです。
そして、慈悲そのもの、慈悲の化身となって、この世の中を生きていくことです。
これが本当の「絶対幸福」です。
この境地に辿り着くことが、人間にとって、素晴らしいことなのです。





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