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2008.12.01 観念論の勝利
およそ哲学は、
観念論と唯物論の二つに分けられるといわれています。

しかし、唯物論は量子論の発見によって成り立たなくなってしまいました。

物理学者ハイゼンベルク博士はこう言っています。

「唯物論的存在論は、われわれを取り巻く世界の直接的現実性といった種類の存在が、
原子領域にも延長できるという幻想の上に立っている。原子は物ではない。」

観念論は勝利したのです。




十八世紀には、ニュートンの時計仕掛けの力学が成果を広げるにつれて、
多くの哲学者は生命、心、精神を含めたすべての現象は究極的には、
複雑な機械の型として説明されると信じがちだった。
アイルランド南部のクロインの僧正ジョージ・バークリーは科学的唯物論に激怒し、
独自の強力な哲学的見解でそれに反論した。
バークリーは、心は物質の一形態ではなく、その逆だと論じた。
物質は誰かの知覚として以外には、存在さえしていないのである。
絶対的存在は心―神の心、人間および他の霊的存在の心―だけに属する。
あらゆる形態の物質は物質、光、地球、および星を含めて、
誰かの心がそれを意識していることによってのみ存在する。
バークリーの哲学―事物に対する観念の一次性を強調しているために、
「観念論」と名づけられた。―では、心それ自体か、
あるいは心に知覚されているもの以外には、何も存在しない。
「存在するとは知覚されることである」というのが、
この物質に関するアイルランドの僧正のモットーだった。
「世界の壮大な枠組みを構成しているあの物体のすべては、心なしには存在をもたない。」

ニック・ハーバート「量子と実在」




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