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スピリチュアルという語が、急速に広がりはじめ、
「霊魂」に関してアレルギーのある仏教者達は、苦肉の策として、
禅者、鈴木大拙氏の言うところの日本的「霊性」という概念を、
これの訳語としようとする向きがあります。

つまり、スピリチュアルというのは「霊魂」のことではなく、
曖昧模糊とした日本的なわびさびのような精神性のことである、というわけです。

しかしながら、鈴木大拙氏は、
霊魂学の大権威、スウェーデンボルグを日本に初めて紹介した人物であり、
その尊敬を終生持ち続けていたということが、最近の研究で分かっています。

彼は、後年、海外でのスピーチでこう語っているのです。

「スウェーデンボルグの落ち着き、平穏さ、沈着さ、
明瞭な知性といったものは非常に魅力的であり、
私の精神はほとんど意識しないうちにその栄光へと引き奇せられてしまいます。
彼特有の繰り返しの多い文体さえも、スウェーデンボルグには実に似つかわしいものです。
白髪交じりの髪に髭を長く伸ばした温和な表情の賢者が、
子どもたちにむかって教えを説く姿をまことに彷彿とさせます。
スウェーデンボルグに来てもらい、
新日本が今ふたたび確固たる霊性の立脚点に置かれるよう、援助してもらわねばなりません。
スウェーデンボルグのおかげで、私は、
霊に属する非常に多くの美しく高貴な物事に対して目を開かれたのです。」

日本人には霊魂は無く、西欧人にだけ存在する、などということはないのです。




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