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2009.01.14 幸福への一歩
ふと渚にて、
砕けた貝がらに、青春を想う。
青春時代には、
何をやっても、うまくいかないように思えた。
勉強には苦しんだ。
趣味など、もてなかった。
人間関係は、言葉でつまずき、
好きな女性には、声もかけられなかった。
いつも自信はなく、
未来の希望は、
夕方の三日月のように、
うすぼんやりとしていた。

しかし、私は、
自分に同情することをやめた。
みじめな自己像を、
心に描くことをやめた。
奪うことを捨て、与えることを学んだ。

いつしか、
私は、夜明け前の、
バラの園にいた。
かぐわしい香りを味わった後、
朝日に照らし出されて、
色とりどりの花が姿をあらわした。
バラのトゲのひっかき傷など、
もう、悔やんではいられなかった。
私は、幸福の中心にいたのだから。

(心の指針「青春断想」より)




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