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数多くの予言を世界中の政府機関に送りつけ、
人類に警告を与え続けている現代の預言者ジュセリーノ氏は、
未来を見通す能力だけではなく、
高い知性を備えたスピリチュアリズムの伝道師でもあるのです。




この世の知識を包括的にとらえたとき、
スピリチュアリズムの立場は、機械文化に慣れ親しんだ多くの人々には、
現代とは相容れないもののように見えるようです。
また、スピリチュアリズムを、科学・哲学・宗教の伝統的分野とつなげて考えるのは、
あまりに突飛で、ばかげた試みだとみなしている人もいます。
でも、歴史的事実をないがしろにしてはいけません。
科学の哲学や、宗教の心理学が登場するようになったことは、
スピリチュアリズムが文化の進展のために必要とされていることを示しています。 
一方、科学と宗教を切り離そうとする試みはことごとく頓挫しているのです。

科学と宗教を切り離そうとした過去の例として、
オーギュスト・コントの実証主義が挙げられるでしょう。
実証主義は科学にもとづいて、超自然的なものや宗教的なものをすべて、
ファイルに綴じ込んでしまおうとしましたが、
道徳的秩序を継続しようとする社会の要求により、
実証主義そのものが宗教のひとつの発展形とされてしまいました。
明確な実証主義を達成しようとする思索者たちの試みは、
抽象的で超自然的な神の概念によって粉々にされ、
実証主義それ自体が神殿や儀式などを持つことで宗教っぽくなってしまったのです。
また、マルクス主義も、科学的な視点で、
資本主義をいやというほど分析することによって樹立されたものです。 
思索者たちは論理的な物質主義の論拠として、
世界から超自然的・宗教的な概念を切り離そうとしました。 
ところがその結果、無産階級の神秘主義者を生み出すところに追い込まれてしまいました。 
マルクス主義は社会宗教に転換し、人間は神の立場になり、
国家は巨大な教会になってしまったのです。 
マルクス主義を基盤とする組織構造は、まるで素人牧師が運営する、
にわか仕立ての宗教集団のようになってしまいました。 
このイデオロギー体系は、人の力への現世的な盲信と、仕事への崇拝を中心に発展し、
宗教じみた祝福や呪いのたぐいにも決して不足することはありませんでした。

信仰について語るとき、アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド、エルンスト・カッシーラー、
マルティン・ハイデガーといった哲学者の研究が思い起こされます。
三人は、科学的研究はすべて信仰にもとづいていることを明らかにしました。
典型的な自然科学では、科学者はまず現象の調査を行い、
それから帰納的な方法を用いて一元的で確実な結論に達しようとします。 
しかし、宇宙の現象をすべて調査するのは物理的に不可能ですから、
「宇宙には整然とした法則が存在する」という仮定に頼るしかありません。
さもなければ、科学的真実は調査可能な範囲内に限定されてしまうからです。
結果、科学者は演繹的思考へと導かれ、
宇宙法則への信仰に支えられた仕事をすることになります。
科学者の仮定は、
偶発性と厳密な条件のもとに打ち立てられた信仰の原理と同じとも言えます。 
宗教心の強い人々も科学者と同じように、神への信仰を確立しているのです。

ジャングルで行われる原始的秘術から今日の科学・宗教にいたるまで、
知識の基盤はたったひとつしかありません。
それは信仰の原理です。 
知識には数多くの分野がありますが、
それらはお互いに否定しあうのではなく、実際には補完しあっています。
スピリチュアリズムの考え方も論理的な矛盾はいっさい見あたらず、
明白で否定できないもののように見えます。 
スピリチュアル・サイエンスは、
一般には霊が存在するという抽象的な仮定に端を発していると思われがちですが、
実際には科学と同じように現象の調査から始まるものです。 
現象を厳格に研究し、帰納的な手法を通して、
世界を構成する理論のレベルにまで上げる学問であり、
カバーする範囲はこの世のオカルト面すべてにおよびます。 
スピリチュアル・サイエンスの業績は、一世紀以上も続いており、
これほど圧倒的な功績は科学史上でもあまり類を見ません。
霊的現象はあらゆる場面で目撃されているにもかかわらず、
現代社会において市民権を持つまでにいたったのは、
スピリチュアリズムと、それによって引き起こされたスピリチュアル・サイエンスのみです。
それらが果たした業績のひとつは、「自動書記」を世界に知らしめたことでしょう。
また、スピリチュアリズムを支持した、アラン・カーデック、フランシスコ・シャビエル、
ベゼーハ・デ・メネゼスといった人々の存在を忘れてはいけません。


「リアル・シークレット」




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