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2008.04.09 厭世の人
ショーペンハウアーは、
カントの弟子を自認していたドイツの哲学者です。

終生、釈尊を尊敬し、独特の厭世哲学をうちたてました。
彼は、生涯独身で、孤独な性格であったようです。

著書に、「自殺について」、「幸福論」、「読書について」、などがあります。

その思想は、
全世界は盲目的な意志のあらわれであるとし、
その盲目的な意志ゆえに、望み通りにはならない世界は苦しみである、
その苦しみからの解脱を、禁欲、自制、克己によってはからねばならない、
というものです。

まさに仏教にそっくりです。

一方で、ショーペンハウアーは、視霊論を著していています。

かつて生存した人と、
現に生きている人との間の区別は絶対的なものではなく、
両者のなかには、
ともに同一の生きんとする意志があらわれていることをはっきりさせるべきである。
これによって生者は黙想によって、
死者からの連絡として示される、
もろもろの記憶を明るみに出すことができるであろう。

各人の意志は固体化のいかなる制限によっても妨げられることなく、
したがって直接遠方から他人の意志に作用するばかりか、
他人の生体にも作用する。


「視霊とこれに関連するものについての研究」

尚、ショーペンハウアーの過去世は、
ストイックの語源ともなったストア派のセネカであったようです。




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