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2009.04.09 低次の世界
近年、心霊科学研究の進展により、
昔から宗教で説かれてた「地獄」の様相が明らかになりつつあります。

死後の行き先を決めるのは、今現在の自分自身の生き方です。




高次の世界が友情、愛ある関係、成長と変化の機会を与えてくれるとするならば、
低次の世界は欲望と否定的な行動パターンの恐ろしい罠に人を陥れます。
ダンテの『神曲』の「地獄編」には地獄におけるさまざまな場面の描写が出てきます。
欲望、怒り、憎しみ、敵意・・・。
この作品が書かれたのは中世のことでしたが、
ダンテは決してまちがってはいませんでした。 
もし地獄が人間の悪徳と嗜癖の具現なのだとしたら、
人間の本質はたいして変化してはいないと言えるでしょう。
アストラル界の低層は、その「重い」振動のため、
地上世界にいちばん近いところに位置しています。 
人が死ぬと、その人は自分の感情的願望に見合ったアストラル界に行くことになります。
アストラル界は、似たような目標と感情的パターンを持った人々が、
集まるように創られています。 

人がセックスに「おぼれている」場合、
アストラル界の低層にはこの否定的な欲望を克服するための場所があります。
セックス自体は決して否定的なものではありませんが、
これにあまりにもおほれている場合には悪徳となってしまうのです。
アルコール中毒患者や喫煙者もたいてい、低次の世界で目覚めることになります。 
彼らは執着を捨てきれず、
他の人がたしなむアルコールやたばこの煙を味わおうと地上の酒場に入り浸ります。
そして寄生虫のように人間のオーラ・フィールドに入り込み、
アルコールや二コチンを吸収しようとします。 
しかしながら彼らは肉体を持たないので、
それはのどが渇いたときに手の届かないところにある水を飲もうとするような、
まさに地獄のような経験になるのです。
このような人々の多くは、
アストラル界中層でリハビリテーションの過程に耐えることによって、
ようやくその不快な現実から解放されます。
ここで重要なのは、わたしたちが自分の悪癖や嗜癖を地球で解決しなけれは、
それを次の世界へ持ち越さなくてはならなくなるということです。

一部の人々は死んだ後に「地縛霊」となります。
たとえば、自分が建てた家に非常に未練がある場合、
その人は霊になってその家のあたりをさまようことになり、
住民たちはそれを感じて「幽霊」の存在をささやき合うことになるでしょう。
同じように、家族に対する想いを断ち切れない場合、
たとえば母親が息子のことをあまりにも想っていると、
彼女は息子との接触をなんとか続けようとして高次の世界へは進まなくなってしまいます。

霊界の科学者は次のように言っています。
「地上界での仕事や責任を避けても、それはただ学習の過程を先延ばしにするだけだ。
これは誘惑に駆られ、自らの命を絶つことで、
より良い世界への逃亡を果たそうとする者たちにも言えることである。」
彼は個人的な問題から逃れる方法はないのだと何度もくり返しています。
自分が抱える問題をこの地球で解決しなければ、
次の世界でも同じ問題があなたを待ち受けることになります。
単に死ぬことで精神的な苦しみや痛みから解放されるわけではないのです。

下層世界にはまり込む別の例として、
事故で亡くなって精神的な傷を負い、事故現場を離れられなくなっている霊たちがいます。
自分の亡き骸の上をさまよい、
助けようとしている人たちにむなしく話しかけている被害者の霊について、
多くの霊能者が報告しています。

アルコール中毒者、タバコ中毒者、セックス狂、殺人者、
狂暴者などの地縛霊すべての近くに救助隊が待機していて、
霊が自分の意識から否定的なしがらみを追い払うことができる時を待っています。
そうなれば、救助隊は霊の注意を引くことができ、
その霊をアストラル界のより高次の世界へと導くことができるのです。
第三界に住む霊たちの多くは、この救助作業を自らの仕事として課しています。

釈迦は、霊を解放する道として「無欲になる」ことを説きました。
そして地球とは、あらゆる有害な嗜癖から自分を解き放つための場所なのです。 
19世紀の詩人ジョン・ミルトンの『失楽園』のなかで、
サタンは「わたしのいるところが地獄だ」と言いました。
わたしたちは、否定的な習慣にわが身をおぼれさせることによって地獄へ落ちるのです。
しかし地獄は永遠の場所ではありません。
そのすぐ先には、慈愛と哀れみに満ちた魂が待っていて、
救助の手を差し伸べたがっているのです。
アストラル界のこの最下層世界においてさえ、
絶望的な孤立状態に身を置く魂はひとつもないのです。

天国か地獄かを選ぶのはあなた自身です。
否定的な態度や願望に己を支配されれば、
アストラル界の下層世界へと落ちていくことになります。
そこには光や愛はなく、苦しみや痛みしかありません。
あなたは、自分に見合った世界へと進むのです。


パット・クビス/マーク・メイシー「あの世の存在に活かされる生き方」




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