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2009.05.07 供養の意義
仏教では、
仏塔(ストゥーパ)言われるお墓を建て、死者を供養します。

三蔵法師玄奘が、
供養の意義について語っています。




出家した僧たちは、
制度として死者を泣き悲しむというものはなく、
父母の死にあえば、心に思い浮かべては恩に酬いんことを思い、
葬儀を丁重にすることは、
まことに冥福の一助となるのである。

多くのストゥーパは、神異なことが多く、霊験がある。
むかし如来がはじめて仏果を證し、
菩提樹の下より起ち、鹿野園にやってきた。
おりしも二人の長者がおり、如来の威光にふれ、
その持っている旅行のたくわえのままに乳粥をささげた。
世尊は二人のために、
人間界と天上界との福を説き、
二人は第一番に、五戒・十善を聞くことができたのである。
法誨を聞きおわり、供養するところのものをいただきたいむねをお願いした。
如来は請われるままに、頭髪と爪とを授けた。
二人の長者は、本国に帰ろうとして、供養礼敬するしかたをおたずねした。
如来は、僧伽梨(袈裟)を四角にたたんで下にしき、
次に欝多羅僧(上着)、その次に僧祇支(肌着)とおき、
さらに鉢をふせ錫杖をたてた。
このような順序でストゥーパをつくった。
二人は命を承り、それぞれ自分の城に帰り、
聖旨のごとくしようとしてりっぱに建立を行った。
これがすなわち釈迦の教えにおける最初のストゥーパである。

「大唐西域記」




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