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血液循環説を最初に唱えたことでも有名な、
神学者・医学者・人文学者のミカエル・セルヴェトゥスは、
独創的な三位一体説を唱えて、教会勢力から異端とされ、
同時期の宗教改革者ジャン・カルバンによって火刑に処せられています。

セルヴェトゥスの名誉が回復されるには、400年という長い歳月を必要としました。

しかし現在では、彼の説はニューソート思想の源流であったとも評価されています。

その三位一体説とはこのようなものです。




宇宙―コスモス―は、
そのうちで諸人格ないし諸部分への分割が不可能である全在の神、
すなわち普遍的で遍在的な神として認められるべきである。
神は単一である。
神はあらゆる存在と同一である。
しかしこの広大な実在は、
それ自身を三つの面のうえに、三つの顕現によって、三つの位相において表現する。
父として、神は宇宙の実体を構成し、
聖言ないし子として、全宇宙を通じて発現するエネルギーすなわち創造力を構成し、
そして聖霊として、
それなしではどんな生命もその充実を探求しえない、光ないし照明を構成する。
根本的に、このすべては善であり慈悲深い。
この三つの位相は完全なものとして宇宙に存在する。
すなわち、この三つの位相は、生気に満ちたものであれ生気のないものであれ、
宇宙内のあらゆる生きもののうちに、歩き、飛び、泳ぎ、這うあらゆる生物のうちに、
あらゆる木、花、灌木のうちに、事実、あらゆる砂粒のうちにさえ存在する。
人間がその本性を得ているのは、すべての存在を活性化するこの「中心の力」からである。
宇宙とそのうちにあるいっさいのものは神であり、
そこにあるすべてのものは、
この神々しい源泉の表現であるがゆえに、人間もまた神聖である。




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