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2008.04.16 禅の聖典
大乗仏典の「楞伽経」は、
中国の武帝が信奉し、その後の禅宗などに、
大きな影響を及ぼした経典だとされています。

楞伽とはランカーを音写したもので、
スリランカとも南インドとも言われています。

ですから、お釈迦さまがランカー地方で説いたお経という意味になります。

このお経では、
あらゆるものは心の投影であり、
いっさいのものは阿頼耶識から生じる、という唯心論が説かれ、
この世のものに執着してはならない、と戒められています。

そして、すべてのものが仏性を持ち、
如来になりうる可能性を秘めているとし、
それを開発し、聖なる悟りの境地に至るための瞑想法である、

声聞・縁覚の行う「愚夫所行禅」、
法無我を観察する「観察義禅」、
すべての思慮分別を離れる「攀縁如禅」、
如来の境地になり衆生救済に専念する「如来禅」、

の、四禅定が説かれています。

このお経は、
唯識思想、空観思想、如来蔵思想などの、
大乗仏教の主要学説により構成されている思想体系経典であり、
哲学者のケン・ウィルバーも高く評価しています。




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