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2008.04.17 人間に光あれ
西光万吉氏は、

「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」

という、全国水平社宣言の起草者として有名ですが、
その思想については、あまり知られていません。

彼は、
浄土真宗のお寺に生れますが、僧侶にはならず、

神道、高天原による祭政一致運動を推進する道、
地上の豊饒と平和を希望し、自然と人間の生産力を調和する道を模索しました。

高天原というのは、日本高級霊界のことです。


私はかつて共産党員であった。
それが今日のようになったのは、
唯物と唯心を超えた命の世界を思い、
高次的な高天原の展開を望む者は、
高天原の世界観に生きることは当然であり、
日本の天皇制が惟神に原始的高天原から高次的高天原に、
貫き通ずる道であることを信じたからである。
もとより惟神にということは、
高い大きないのちに連なり違うて最も自然順調にということである。


「偶感雑記」

また彼は、こう語っています。

瑞々しき惟神の無我執観たる赤子思想に照りかがやき、
清々しい惟神の無所有観たる奉還思想に澄みわたる高天鳳の高次的展開などというと、
今なお祝詞癖の抜けぬ神がかりと哂われるであろうが、
これも醒める事のない私の一つの夢である。


日本は神の国であると信じて疑わなかったのでした。

彼は、その他にも、絵画、戯曲などを残すなどして、
多彩な才能にも恵まれています。


あの感動的な言葉と、
「人間と生きるものへの限りない愛情」の実践には、
このような思想的背景があったのです。




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