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2009.11.01 仁義なき戦い
もともと宗教と科学は親戚関係にありました。
ところが近代に入ってからは、
唯物論科学者とその信奉者によって、
科学と宗教は対立するものだと思わされてきたのです。

科学はすべての神秘を解き明かしたでしょうか?
ニュートンやケプラーやコペルニクスは神の秘密の一部を発見したと言いました。
同じように現代にも、実は、神を信じる科学者はたくさんいるのです。

そしていよいよ、21世紀に入って、
無神論(唯物論・ダーウィニスト)科学者と有神論(スピリチュアル・ID論派)科学者、
という対立構造が鮮明になってまいりました。




いかなる科学理論も、宗教的伝統が問いかける神秘に触れることはない。
なぜ自分の人生が短いかを問う人は、答えを代数量子場理論に求めたりしない。
科学界の著名な人物たちがそれに対して答えを提供してきたが、
それらはすべて「浅薄」という特徴をもっている。
我々は宇宙の偶然の産物にすぎないという仮説は、
科学者共同体の間で広く受け入れられている。
バートランド・ラッセル、ジャック・モノー、スティーヴン・ワインバーグ、
リチャード・ドーキンズといった、多彩な人たちが皆そのように言っている。
それは彼らの信条の一か条で、他の者たちには見つめることのできない現実を、
自分たちだけは直視することができると碓信している人々の、
自信によって提唱された信仰である。
そのように考えねばならぬ露ほどの理由もない。


デイヴィッド・ベアリンスキー「悪魔の惑わし」



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