FC2ブログ
2008.04.20 護国の経典
「金光明経」には、
仏教経典のなかでは珍しく、政治論が説かれています。

この経典には、
正法をもって国を守ることの利益や、国王の正しいあり方、
国の繁栄、衰退の原因などが説かれているのです。

また、自己を滅却した正当な政治には、
弁財天、四天王、堅牢地神、四方四仏などの神々や仏天の加護があるとされています。

お釈迦さまは、もともと王子であったために、
当然のことながら政治論にも精通していたのです。

この経典は、わが国の国家形成に多大な影響を与えました。

聖武天皇による、この経典の全国流布、全国での国分寺建立にはじまり、
この経典の護国思想によって、国が治められました。


命、および国のために、正法を修行して、
悪を行ずべからず、悪、ほしいままにすべからずんば、
あらゆる余事、国を壊すること能ず。
悪は多姦によって、しかして後傾敗す。
もし多姦を起こせば、国土を壊すること、
たとえば大象の、蓮華池を壊するがごとし。
諸天を怨恨せしむ、故に天、悩を生じ、
諸の悪事を起こして、その国に弥満す。
この故にまさに、正法に随って世を治め、
善をもって国を化し、非法に順ぜざるべし。
むしろ身命を捨つるも、眷属を愛せざれ。
親非親において、心つねに平等にして、
親非親を視て、和合して一となせよ。





クリックして愚僧の活動に御協力ください。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://souryonotakurami.blog46.fc2.com/tb.php/210-225a2dca