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2009.12.04 釈迦仏教
お釈迦さまは、インドではなくネパールで生まれられたことはあまり知られていません。
現在のネパールでは、いまだにシャカ族の末裔たちによって仏教の伝統が守られています。
知られざるネパールの仏教を知ることで、真の釈迦仏教を垣間見ることが出来るのです。
シャカ族の末裔である仏教学者による解説です。




仏教の正しい道を歩まないかぎり、仏教徒であるという資格はない。
自分を本当に仏教徒と位置づけたいなら、
仏教のたどるべき道を理解して、それに従わなくてはならない。
仏教儀礼の世界でも日常の生活でも、仏教とその教え、哲学を守ってこそ、
初めて自分は本物のブッダの弟子だと名乗れるようになる。
そのためには、バガヴァーン・ブッダ(世尊)の偉大な教え、
『プラティートヤ・サムトパーダ(因縁生起、略して「縁起」)』を自分のものとして、
つねに仏教の真の指針にのっとって行動していく必要がある。
ブッダのすばらしい言葉を簡単に述べてみよう。
ブッダの教えに頻繁に出てくるのが、カルマ(業、行為)と再生である。
カルマと再生をきちんと理解しないかぎり、仏教を理解するのは難しい。
シヤーキャ・ムニ・ブッダは人々の地位や能力に応じて、さまざまな教えを説いた。
なかでもカルマと再生は、もっとも重要なもののひとつにあたる。

仏教徒が実践すべきことのエッセンスは単純明快で、信仰(帰依)と知識(智慧)である。
そこには、カルマとその報いをしっかりと信じ、無我の意味を理解する知識も含まれている。
初期大乗仏教を確立した大論師ナーガールジュナ(龍樹)は、
その著作『宝行王生論』で次のように述べている。
「これら二つのうち、要となるのは智慧であり、帰依は、智慧に先立つものである。」

過去世と来世の存在を証明するものについて、簡単に述べよう。
それには三種類ある。
一、文献資料 
二、確実な論拠 
三、信頼のおける証言

大蔵経には、ブッダの教えのエッセンスは二つの目標に修練させることができる、
と述べられている箇所がいくつかある。
すなわち、次の二つだ。
一、幸せな再生
二、解脱

過去世も来世もないならば、ブッダの教えの基盤が崩れることになる。
したがって、ブッダの教えを述べている書物はすべて、過去世と来世の存在を認めている。


アジャヤ・クラーンティ・シャーキャ「釈迦族」




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