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2010.01.21 因縁生起
縁起の理法は、永遠の真理であります。

この法則を知れば、生き方ががらりと変わらざるをえないのです。




人間は、来世において霊魂が死なないだけではなく、
この世においてもまた死せざる不滅の本質を有している。
人は宇宙の中にあって独りで存在しているものではなく、
互いに依存して関係し合うものの一部分である。
人間の様々な行為によって、
人類全体の幸福があるときは増え、あるときは減り、
永遠無限に影響してゆくのだ。
現在の人間の世界は、過去にその淵源がある。
我われの父祖の言行や手本は、我われを感化し創りあげている。
この理論から推し量れば、我われが今世にあって毎日行うことが、
また将来の状況を形成し、未来の特徴を創りあげるものとなるはずである。
現在の人びとは、数百年の前から培養されてきたものが成熟した果実である。
言行や手本というものは、
磁流のように過去は1000年前とつながり、
未来は1000年の後にまで達する。
そのため、人が死んでその身体は消えてしまい、
土となり空気に混ざってしまったとしても、
人の善悪の言行は死なず消散せず、
将来それぞれに果実となり、無限に伝わってゆくのである。
そうであるならば、人がこの世に存在することの責任の重さはどれほどのものであろうか。
その関わり方の大きさはどれほどのものであろうか。
それを考えれば、謹み畏れ、恐ろしさを感じて戒めないではいられないであろう。


S・スマイルズ「自助論」




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