FC2ブログ
2010.02.05 幸福の習慣
暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう。

幸せはあちこちに見つけられるはずです。




人生の幸福もまた習慣によって得られるはずである。 
一般に世の中の物事というものは、一方は明るく、もう一方は暗いものだ。
従って、人にもまた二種類ある。
常に明るい面を見る習慣のある者がいる。
また暗い一面を見る習慣のある者がいる。
毎日自分の耳や目に触れるものには、善と悪、吉と凶、美しいものと醜いものとがある。
心が感じるものには、喜怒哀楽や愛憎がある。
そのため、一方の人は、善、幸福、美などの一面を見る習慣があり、
喜び、楽しみ、愛などの感情を起こす習慣がある。
もう一方の人は、悪、不幸、醜などの一面を見る習慣があり、
怒り、哀しみ、憎しみなどの感情を起こす習慣がある。
同じような幸福に恵まれ、同じような運命を受けたとしても、
人の心の習慣によって、このような二種類の違いが出る。
つまり、禍と幸福の差があるのだ。
ジョンソン博士はこう言っている、
「常に物事の良い一面を見る習慣のある人は、
一年に千ポンドの収入がある人より裕福である」と。
人がこうした習慣を身につけることは、気質にもよるだろうけれども、
意志の力によって幸福な一面に着目することを習慣とするのが良い。
この方法を用いれば、他の習慣と同じように、
幸福な想念もまた習慣となり、次第に養成されるのである。
男女の区別なく、このように幸福な想念を養成し、温和な気性、
穏やかで幸福な気分を養うことは、人が人間として完成するためには小さなことではない。
たとえ学識が広く芸事が優れていたとしても、
この習慣が欠けているならば、幸福感のない人であろう。
ああ、この幸福の習慣が、どうして習慣の中で最も重要なものでないことがあろうか。


S・スマイルズ「自助論」




クリックして愚僧の活動に御協力ください。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://souryonotakurami.blog46.fc2.com/tb.php/2353-0043e015