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2008.04.26 汎神論の祖
スピノザは、17世紀のオランダの哲学者です。

スピノザは、高等教育を受けておらず、
在野の哲学者として執筆活動に専念する生涯をおくりました。

大学の教授職に要請されますが、
思索の自由を選び、辞退しています。

彼は、レンズ磨きで生計をたてていたようです。


スピノザ哲学は、自然は神である、という汎神論が特徴で、
ユダヤ教や聖書の神概念を批判し、
人格神は人間の理解力に応じたものにすぎないとして、大変な物議をかもしました。

当時は、神を批判するなどということは許されないことであり、
それほど、神の権威は絶大だったのです。

スピノザの思想は、

神は、独立して存在するのではなく、あらゆるものに内在している。

すべては、神の内にあり、神こそ唯一の実在である。

われわれもまた、無限の神の愛の内に包摂されている存在である。


というものです。

スピノザは汎神論の先駆者であり、
後のフィヒテやヘーゲル、ゲーテの思想などにも影響を与えています。

著書に「神学・政治論」、「国家論」、「エチカ」などがあります。

彼の思想は、どことなく、仏教にも似ているようですが、
それもそのはず、スピノザは過去世に、
釈迦十大弟子、多聞第一の阿難として生れているのです。




精神は身体と、自らがその観念であるところの身体と、合一することも出来るし、
また精神は神と、自らが存在するにも理解されるにも欠くことのできない神と、
合一することが出来る。

精神は、不変であり、かつ不変に止まるところの神と合一するのであるから、
精神もまた、不滅であらなければならない。


「神・人間及び人間の幸福に関する短論文」



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