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姉崎正治は、
東京帝国大学宗教学の初代教授であり、日本宗教学の祖ともいわれます。
 
姉崎氏は、宗教学者というだけではなく、
貴族院議員、国際連盟委員等でも活躍しました。

また、
明治維新を支えた国民精神の衰退を危惧して結成された、
「帰一協会」の中心的存在として、国民教化にあたります。

この協会は、実業家渋沢栄一氏の支援を受けて、
国民道徳を養う何らかの新宗教を模索するために、
指導的な知識人、宗教家、財界人などを集めて結成された研究団体でありました。

ここで彼は、人間を超越する偉大なものの存在を信じ、
それに対する畏敬の念に、万教の帰一を探ろうとしました。

彼の主張は、

人間心霊の無盡なる価値を発揮する、

人類生活の感応結合に依って、人性の醇化を成就する、

一切生存の根底に神霊あるを信じ、人心人生に於ける神霊の開発を人生の帰趣とする、

個人各自の心霊が、不朽の生命を存し、無盡の価値を蓄へて居る事を信ずる、


というものです。

彼はまた、仏教徒でもありました。
弟子には、増谷文雄、岸本英夫らがいます。


現代の宗教学者は、宗教を信じない立場で宗教を分析するのに対し、
宗教学の祖は、確固たる信仰を持ち、そして国民教化に尽力したのです。




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