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リーマンショック以降、世界中で「マルクスの亡霊」が復活したかのようです。

しかし、共産主義の失敗は、すでに歴史が証明しています。

「平等」よりも「自由」を、
「結果の平等」よりも「機会の平等」を、
「貧困」よりも「繁栄」を目指していきたいものです。

幸福実現党の党首、木村智重氏は、このように主張されています。




私たちは、幸福実現党のスローガンとして、
「この国に自由を。自由の大国として未来を拓かん」という言葉を掲げています。
今、この日本で、「自由の価値」を守る「健全な保守政党」は、
幸福実現党しかないと言えるでしょう。
4300年前のギリシャにヘルメスという英雄がいました。
ヘルメスの説いた教えはまさに、この「自由からの繁栄」という教えです。
つまり「自由が繁栄を生む」、
「限りない自由を求めていくなかに、限りない繁栄が生まれてくる」という思想です。
私はこの思想にとても惹かれるのです。
このヘルメス思想は、中世において蘇ります。
15世紀、イタリア・フィレンツェにて、コシモ・ド・メディチという人が、
ヘルメスの思想を集めた『ヘルメス文書』という書物をラテン話に翻訳させたのですが、
それが本格的なルネサンスの始まりとなります。
ルネサンスというのは「人間性の解放」です。
ルネサンスはフランス語で、「新生」「再生」「復活」「新たに生まれ変わる」という意味です。
当時は、中世の教会中心のガチガチの教条(ドグマ)主義に多くの人が縛られており、
ヨーロッパ文明が行き詰まっていました。
その中で「自由なギリシャ精神の復興」として、
霊的で自由な発想に満ち満ちたヘルメス思想が復活したのです。
そこには、「人間神の子」という思想がベースにありました。
当時は、パウロ神学の「人間罪の子」の思想が主流でしたので、
ヘルメスの自由で開放的で、可能性に満ちた力強い思想に、
たちまち多くの人が魅了されました。
そして自由な学問、自由な芸術が一気に花開いたのです。
火薬・羅針盤・印刷というルネサンスの三大発明がなされたのもちょうどこの時期です。
羅針盤の発明は大航海時代をもたらし、世界を一つにしました。
印刷技術は聖書の大量普及という形で宗教改革を後押ししました。
結局、ヘルメス思想の復活を機縁として、
停滞していた中世ヨーロッパは一気に飛躍することになったのです。
ヘルメス思想は、非常に神秘的で霊的な思想でしたが、
それが流行ることで科学技術も高まっているのです。
また、ダンテ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロなど、数多くの天才たちも活躍しました。
幸福実現党および幸福の科学が推し進めようとしている運動は、
まさにこのヘルメスの「自由と繁栄の精神」を、
現代に展開しようとする「第二のルネサンス」でもあるのです。
今は、「人間罪の子」の代わりに、
「人間はモノ(肉体)であり、死ねば終わり」という唯物的・刹那的思想が広がっています。
この思想こそ、現代文明が行き詰まっている原因です。
そこで私たちは、その正反対として「人間はすべて神の子・仏の子であり、
神仏と同じ性質(神性・仏性)を有しているのだ」というヘルメス的な思想を再び復活させ、
自由な発想で新しい政治、新しい経済、新しい学問、新しい芸術を創り出していきたいのです。
それこそが私たちの願う「自由からの繁栄」です。
私たちは、「モノしかない」という唯物論・無神論に基づく、
共産主義的な思想と戦おうとしています。
そして、現代において霊的な思想を復活させることで、
ルネサンスの時代をはるかに超えるスケールで、
地球文明を格段に進化させたいと考えているのです。
宗教に対して、閉鎖的で独善的なイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、本来宗教は、自由主義や民主主義を守るものです。
なぜなら宗教こそが、
「すべての人間は神の子であるという意味において平等である」という真理でもって、
「人間平等」の根拠を与えているのであり、
だからこそ各人の自由が尊重されなければならないと考えるものだからです。
幸福実現党は、「国民の自由の領域を守り、拡大したい」と願っているのです。
なぜなら、「自由」というものが、
私たち人間にとって最大の幸福だと考えているからです。


「幸福維新を起こさん!」




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