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2008.05.05 不老不死の水
肉体はあくまでも、仮の宿であり、
心こそ、不死であり、心の健康こそが、最大の幸福です。




「比丘たちよ。病には二種ある。身体の病が一つ、心の病が一つ。
身体に年間を通じて病はないと言う衆生はいる。
二年も、三年も四年も十年も二十年も三十年も、
四十年も五十年も百年も病気のない者はいる。
だが自分は一瞬たりとも、心の病はない、と言う者は、
漏尽者を除いて、この世に探し難い。」

サーリプッタ
「おや、長者よ、あなたの根はとても明るい。顔色も輝いている。
今日、特に世尊の法話を聞かれたか?」

ナクラピター
「大徳よ。このようにならない訳がありましょうか。
今日、世尊は法話をもって、甘露(不老不死の水)を濯がれました。」

サーリプッタ
「世尊が法話で甘露の水を濯がれたとな?」

ナクラピター
「大徳よ。私は世尊を訪れ敬礼して一ヶ所に座り、申し上げました。
世尊、私はすでに年老い老人になってしまいました。
身体も病に侵されていつも病気がちです。
また、たえず心を修習していただく世尊、
多くの比丘にお目にかかる機会もありません。
どうか、いつまでも私に役に立つ、楽を得られる法話をお聞かせください。
大徳よ。世尊は私にこう言われました。

『それはその通りだ。長者よ。
この身体は殻で覆われている卵のように、病に覆われている。
この身体を動かしている者で、
自分は一瞬たりとも病はまったくないと言いえる者がいれば愚か者以外の何者でもない。
されば、長者よ。心を修習せよ。たとえ身体は病で呻こうとも、我らの心は病みはしない』

大徳よ。世尊はこのような法話を開かせてくれました。」


「パーリ原始仏典相応部」




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