FC2ブログ
2008.05.07 中国の神異僧
仏図澄は、4世紀の中国の僧ですが、
西域のクチャ出身で、カシミールで修行、その後洛陽に入りました。
彼は、さまざまな神異を示して民衆の帰依を受け、
各地に893もの寺を建立、その教えを受けた門下生は一万人に及んだといわれています。

彼には訳経や著作はありませんが、その霊能力で人びとを感服させ仏法へ引導し、
釈道安などのすぐれた弟手を育てて、中国仏教の発展に貢献しました。

「高僧伝」には、
仏図澄が、千里の先を透視する話、祈祷によって水をもたらした話、
遠隔治療を行ったり、死者を生き返らせる話や、
寺の相輪につるした風鈴が鳴るのを聞いて未来を予知した話などが多く描かれています。

また、彼の左の脇腹には、直径10センチの穴が有り、
普段は、綿でふさいでいるのですが、
斎戒の日には、そこから内臓を引き出して洗い清める習慣があった、
この穴は光を放ち、夜、本を読む時には、綿をとると室内が明るくなった、
ということであります。

彼は六神通のすべてを持ち、医術や占星術にも精通していたそうです。

その影響力は、国の政治にまで及び、
適切な指導によって無用な戦争をさけ、権力者に不殺生の精神を教えました。


どこまでが事実であったのかを確かめることは不可能ですが、
彼の神異は、仏教が中国に定着するのに大きな役割を果たしたのです。




クリックして愚僧の活動に御協力ください。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://souryonotakurami.blog46.fc2.com/tb.php/278-f82e7da3