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霊的な力を、完全に無視してなりたっているのが、現代人の世界観であります。

「テクノロジーでもって観測できないものは、存在しないのである」と・・・

霊的な思想を打ち立てたシュタイナーが、

もし、現代日本の状況をみたならば、

「国民全体が精神病院で教育されている」と思うことでしょう。




現代では、科学は宗教からまったく独立しており、
科学的探究について語られるときは、
人々は宗教生活に目もくれません。
昔は、そうではありませんでした。
キリスト教の初期のころも、そうではありませんでした。
人々は宗教と科学を、一緒に受け取りました。
祭司と教師がいたのではなく、祭司が同時に教師でした。 
特に密儀において、そうでした。
まず、人間は自然の存在である、と見られました。
物質的な人間は、自然の力に助けられて、
母体から生まれることによって、自然存在なのです。
自然の力が人間のなかで活動している、と人々は思いました。
私が物質的な人間が、
どのように発生するかを観察するときに見出す力は、
外で木が生長するのを見るときに見出される力でもあり、
水が蒸発するときに存在する力、
雨が降るときに存在する力でもあります。
自然の力です。
古代の人々は、この自然の力の背後に霊的な力を見ました。
自然のいたるところに、霊的な力が活動しています。
山のなかで水晶が発生し、石ができるとき、
霊的な力が活動しています。
春に植物が芽生えるとき、
霊的な力が活動しています。
水が蒸発して雲ができ、雨が降るとき、
霊的な力が活動しています。
それと同じ霊的な力が、
胎児が母体のなかで成長するときに活動しています。
血液が血管を流れ、人間が息を吸ったり吐いたりするときも、
同じ霊的な力が活動しています。
自然のなかに見られる霊、人体のなかにも見られる霊のなかに、
人々は「父原則」を見ました。
自然科学が同時に宗教だったからです。
「密儀において最高の霊光を体験した者は、父なる霊の模像である。
その人は自然のなかに存在するものすべてについて詳しく知っている」と、
人々は言いました。


ルドルフ・シュタイナー「神仏と人間」




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