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2008.05.14 仏教の宇宙観
お釈迦さまは、宇宙観を示されました。

原始仏典では、
地球のような世界を、須弥山世界と呼び、
それが、無数に集まって、三千大千世界を形成し、
更に、三千大千世界が無限に集まって出来ているのが、十方微塵世界とされています。

これは、
太陽系が集まって銀河を形成し、
銀河が集まった銀河団がグレートウォール構造をなしていて、
更にその宇宙さえも複数ある、というマルチバース理論といった、
現代の宇宙観とも矛盾しないのです。




「比丘たちよ、お前たちは、わたしが天地の形成と崩壊や、
衆生の住んでいる国邑について述べるのを、聞きたいと思うか。」

その時、比丘たちは仏に申し上げた。

「はい、世尊よ。世尊が説かれたならば、承ってしっかり記憶いたしましょう。」

仏は比丘たちに告げられた。

「たとえば、一つの太陽や月がひと巡りすれば、
四つの天下がその光に照らされるが、それと同じような千個の世界がある。
千の世界には、千の太陽や月、千の須弥山なる山の王、四千の天下、
四千の大天下、四千の海、四千の大海、四千の龍、四千の大龍、
四千の金翅鳥、四千の大金翅鳥、四千の悪道、四千の大悪道、
四千の王、四千の大王、七千の大樹、八千の大地獄、一万の大山、
千の閻羅王、千の四天王、千の忉利天、千の焔摩天、千の兜率天、
千の化自在天、千の他化自在天、千の梵天がある。これが小千世界である。

一つの小千世界と同じように、小千世界が千ある世界がある。これが中千世界である。
一つの中千世界と同じように、中千世界が千ある世界がある。これが大千世界である。
このような世界があまねく形成されては崩壊してゆく。
それが衆生の住みかであり、一つの仏国土とよばれる。」

と仏は比丘に告げられた。


長阿含経「世記経」




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