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キプロスの賢者、
20世紀最高のヒーラーと言われるダスカロス(スティリアノス・アテシュリス)は、
尋ねてくる人々に、奇跡的な種々の霊的治療を無償で施し、
キリスト弟子の福音書ヨハネからの霊指導を受けて、
秘教サークルを開き、ひっそりと生徒達に教えを伝えました。

彼は、全ての過去世を覚えていて、数多くの言語にも通じていたのですが、
その過去世の一つでは、輪廻転生を唱えた神学者オリゲネスであったとも述べています。

ダスカロスの教えは、
あらゆる宗教の本質である霊的真実を熟知したものであったのです。

現在でも、彼の教えを学ぶサークルは、欧米を中心に世界に広がっています。

彼の言葉を紹介します。




輪廻転生には、まず第一に、歴史上、そして宗教上の議論がある。
これら自体は証明にならないが、輪廻の考えをサポートしている。
二番目には、輪廻が想像ではなく、現実だと証明するいくつもの例がある。
三番目に、最も良い証明は、個人が自分の過去世に目覚めることだ。
これらの議論を一つずつ辿ってみよう。
私たちの世界では、それが多数派でなくても、
大勢の人が輪廻を事実として受け入れている。
この惑星のほとんどの宗教では、
輪廻転生がはっきりと定められているか、示唆されている。
仏教、タオ、ヒンズー教などの密教的な伝統では、輸廻転生は当然とされている。
イスラム教を理解する者たち、つまリスーフィー教のことだが、
彼らにとっても輪廻転生は現実だ。キリスト教でも、示唆されている。
東洋の宗教では、輪廻などの概念はもっとずっと受け入れやすいといえる。
というのは、これらの宗教はサイキック界ともっと直接に関わり合っているからだ。
西洋の社会と異なって、
東洋では他の次元に移行した魂たちとずっと持続した触れ合いがある。
だから、彼らはそれらの次元が本当にあるという意識が強い。
キリスト教でも、教会の聖職者たちが聖書からその事実を取り去ってしまうまでは、
輪廻転生は幅広く受け入れられていた。

地獄は永遠に燃えているところだという教義は愚かであり、
教会で聖職者たちが誉め称える最も慈悲深い神への冒瀆である。
正統派のキリスト教徒でさえ、輸廻転生を受け入れていたということが分かっている。
オリゲネスや他の人びとの著作にも、この見方が表われている。
新約聖書の中でも、聖職者たちの検閲を免れた文に、
キリストが弟子たちに「人が人の子と呼ぶのは誰であろう?」と質問して、
弟子たちが「死者から来た預言者エライアス」と言う。これは輪廻転生を指している。
キリストは弟子たちに、彼らの話していることはナンセンスだと言うこともできたはずだ。
しかしキリストは、確かにエライアスだが弟子たちには見つけられない、と言った。
弟子たちはパプテスマのヨハネに、彼がエライアスか、と聞く。
ヨハネは「私はエライアスではない。今はヨハネです」と正しく答えたのだ。
「そして、あなたは誰ですか」と彼らは聞いた。
すると、「荒野で叫ぶ声です」と彼は答えた。
それはエライアスが砂漠で遭遇した状況と同じだ。
バプテスマのヨハネに、エライアスと同じ性格を見て取ることができる。
同じ美徳と、同じ弱点をね。それから、パウロのコリント人への手紙ではどうだろう。
彼は「あなた方の息子たちは、あなたの先に来ました」と述べている。
これは輸廻転生を意味するのではないだろうか。
しかし、聖書に頼らなくても、輪廻の証拠はある。
たとえば、それ以前にその言語を習ったことのない子供が、
その言葉を流暢に話しはじめたりする時だ。
それから、親戚が誰々で、自分はこういう人間だった、と言いはじめた時などだ。
証拠書類のあるケースがたくさんある。真理の探究者にとって、
強力な証拠は自分の潜在意識に入り、自分の過去世を知る時だ。
これ以上の証拠はないということを信じてもらいたい。


「メッセンジャー」

オリゲンとしての私はインテリであり、正教会の保護のために戦った。
正教会と言った時、私は一時的な聖職者の、教義を指しているのではない。
私はキリスト教の本質を指していて、
これは世界の偉大な宗教の本質とほとんど同一のものなんだ。
私が正教会に心が引かれている理由が分かるだろう。

キリストについて、ある特定の見方をする者と、違ったように見る者がいるとする。
両方とも、聖パウロが言ったような内なる光を通してキリストを見ていない。
神秘家は神を自分の中に探す。
キリストは愛である。で、もうそれ以上、言う必要はないのだ。
禅宗の仏教徒には彼らが、八正道と呼ぶものがあり、祈りや修行を通して、
邪悪を乗り越え、忍耐力を養い、執着を断つ訓練をして、
これらの性質を意識の一部分にする努力を続けることで、
彼らはドグマ的な神父や神学者たちよりずっとキリスト的な道を歩んでいるのだ。


「太陽の秘儀」




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