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2008.06.05 内観法
内観法は心理療法として確立されていますが、
もともとは、古くからある浄土真宗の「身調べ」という求道法を、
その信者であった吉本伊信氏が、改良して考案したものです。

民間信仰として行われていた「身調べ」では、
徹底した自己反省、懺悔によって、
仏の光につつまれる法悦を得ることが、信者の身におきました。

どの宗教においても、「真の自己を知る」ための修行法があります。
真の自己は、永遠なるものであり、慈愛に包まれているという事実の発見です。


内観法では、
一人静かな場所で、座法を特定せずに、
生まれてから現在にかけて、過去の経験を想起することによって、
自分にかけられた愛の大きさに気づかされるという内的転換がおき、
真我に目覚めて自己変革が行われるのです。

内観をした人には、
その後の生活態度に劇的な変化が見受けられるということが報告されています。

内観が優れた心理療法として世界的にその効果が認知されているのは、
反省によって、心の曇りを取り去ることで、
神の光が差し込むという普遍的な原理が働くからなのです。




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