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仏教は、
決して自分だけが幸福になればいいという教えではなく、
他の人の幸福も同じように願います。

そして、仏教でいう幸福とは、
物質の問題ではなく、内面的なものであります。

仏教は、心の科学なのです。

ですから、仏教者は、
瞑想次元の事柄や神秘主義的概念、霊的世界について語らなければいけません。

何故なら、
仏教の、悟りと救済の理念である上求菩提・下化衆生は、
霊的世界の認識が、この原動力となるからです。

上求菩提・下化衆生とは、
上には限りない悟りの境地を目指し、
下に向かっては、その悟りの境地でもって、他の人々を教化し導いて救っていこう、
という仏教徒の持つべき理想です。

あらゆるいのちが、相互に依存し合って自他は一如である、という縁起の思想もまた、
物質的次元だけではなく、霊的次元も含めてはじめて把握できるものです。

仏教でいう悟りとは、
内なる自分を見つめる瞑想体験のなかで、
肉体自我ではない、永遠の霊的世界につながる我をつかむこと、
そして、その霊的存在である我は、個別の存在ではなく、
あらゆる生命とつながっていることを知ること、なのです。

自他は別の存在ではないという霊的覚醒、
そこから、愛他や利他の行動が出てくるわけです。
真実の自己を知るということが、利他、愛他へとつながっていくことになるのです。


ですから、瞑想次元を語らない現代の仏教は、
大切な真実を見落としていると言えます。




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