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2008.06.16 死後の存続
ノーベル文学賞を受賞したモーリス・メーテルリンクは、
「青い鳥」などで知られるベルギーの人気作家ですが、
彼は、宇宙の神秘の探求に生涯を捧げた思想家でもありました。

死後の存続を主張した論稿のために、
ローマカトリックによって、メーテルリンクの全著作が禁書にされてしまいました。

その、いわくつきの著書のなかでの、彼の主張です。




死後の進化がいつか停止すると考えると、結果は実に不可解であり、
まさしく人知の及ばぬある種の死となるだろう。
逆に進化はとどまることがないと認めるなら、結果は終りがないのだから、
進化は隅々まで無限の性質を帯び、
ついには無限の中に解消され、無限そのものと一体になるだろう。
思うにこれは、神智学や交霊研究、
そして至福のうちに神と一体になるというすべての宗教の到達点である。
これもまた人知の及ばぬ結論だが、しかしこちらは、
少なくとも生であることにまちがいはない。
いずれの神秘にせよ、同じ理解できないものなら、
それを理解するために人間になし得る限りのことを行った後に、
いちばん壮大な、つまり可能性のいちばん高い神秘に、
それ自身を除いたほかのすべての神秘を包摂し、
何一つ余すところのない神秘に、賭けようではないか。


「死」




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