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2008.06.22 五つの妨げ
禅定に入っていく(霊界への参入)ためには、
心におこってくる五つの妨げを、克服しなければなりません。

仏教では、この妨げを五蓋と呼び、これを取り除くことによって、
精神統一に入っていくのです。

実際に瞑想してみると、これのどれかに当てはまるのでよくわかります。


一、貪欲蓋・・・五官が外界と接触することにより起こってくる欲望。

二、瞋恚蓋・・・激しい怒りや憎しみの感情。

三、睡眠蓋・・・落ち込み、倦怠、心が不活発な状態、眠気。

四、掉悔蓋・・・過去への後悔やためらい、心のざわつき。

五、疑蓋・・・・・仏法や修行に対する疑い。





比丘は、聖なる戒蘊をそなえ、聖なる感覚器官の防護をそなえ、
聖なる正念と正知をそなえ、聖なる満足をそなえ、
森、樹下、山、峡谷、洞窟、墓地、叢林、露地、
藁積みといった静寂の臥坐所に親しみます。
托鉢から戻ると、かれは、食後、結跏趺坐し、
身体を真直ぐに保ち、全面に念を凝らして坐るのです。
かれは、世間に対する貧欲を捨て、
貪欲の消えうせた心をもって住み、貪欲から心を浄めます。
悪意と怒りを捨て、悪意のない心をもち、すべての生き物を益し、
同情して住み、悪意と怒りから心を浄めます。
沈欝と眠気を捨て、沈欝と眠気が消えうせ、明るい想いをもち、
正念と正知をそなえて住み、沈欝と眠気から心を浄めます。
浮つきと後悔を捨て、浮つきがなく、静まった心をもって住み、
浮つきと後悔から心を浄めます。
疑いを捨て、疑いを脱し、もろもろの善法に対して疑惑をもつことなく住み、
疑いから心を浄めます。

すでに捨てられたこれら五種の障害を自己の中に観る者には満足が生じ、
満足する者には喜びが生じ、喜びの心がある者には身体が軽やかになり、
軽やかな身体は楽を感じ、楽のある心は統一を得ます。


パーリ原始仏典長部第2経「沙門果経」




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