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2008.07.07 十善法語
幕藩体制下の真言宗僧、慈雲尊者は、近代仏教に多大な影響を与えています。

何故かその評価は、現代では低いのですが、
当時は「今釈迦」とも呼ばれたほどの高僧でした。

釈迦に帰ろうとするその姿勢は、
超宗派的に正しい戒律を唱え小乗・大乗の戒を融合しようとし、
根源的には神仏需が一致するという雲伝神道を創始したところにあらわれています。

また、慈雲は書家や梵語の研究者としても高い評価を得ています。

当時、庶民の生活指針となった著書『十善法語』は、
膨大な引用文で構成されています。

『十善法語』 全一二巻

第一巻       不殺生戒 
第二巻       不偸盗戒 
第三巻        不邪淫戒
第四巻       不妄語戒 
第五巻       不綺語戒 
第六巻       不悪口戒
第七巻       不両舌戒
第八巻       不貪欲戒
第九巻       不瞋恚戒
第十巻~十二巻 不邪見戒

引用文献

『阿合経』『涅槃経』『玉耶経』『賢愚経』『金剛経』『法華経』『大薩遮尼乾子経』
『華厳経』『無量寿経』『阿弥陀経』『観無量寿経』『仏遺教経』『大集経』
『経船三昧経』『薬師経』『維摩経』『修行道地経』『達磨多羅禅経』
『首楞厳三昧経』『正法念処経』『四十二章経』『大日経』『小乗律』『梵網経』
『本業瓔珞経』『大智度論』『十住昆婆沙論』『瑜伽師地論』『大乗起信論』
『往生論』『大日経疏』『信心銘』『証道歌』『付法蔵因縁伝』『大唐西域記』
『華厳音義』『易経』『詩経』『書経』『礼記』『春秋』『楽記』『論語』『左伝』
『孟子』『史記』『漢書』『晋経』『商書』『呂書』『周書』『唐書』『通鑑綱目』
『老子』『荘子』『韓非子』『老子家語』『万葉集』



はたして、現代にこれほどの文献を読み解ける学僧が存在するでしょうか?




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