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これまで、あまり指摘されてきませんでしたが、
大変重要な観点ですので、是非とも紹介しておきたいと思います。

私達は、霊にも程度の差があることを知らねばならないのです。

先日、紹介した本の中からです。




スピリチュアリズムの土台を担っているのは霊能者たちだが、
それぞれ「守護霊」または「支配霊」と言われる「霊界の指導者」によって導かれている。
それらの総称を「背後霊」と言うが、その背後霊が日本人の多宗教、
多神教的な精神の土壌を反映して、欧米に比べて実に複雑多様であり、
そのため日本の霊能者は他の霊能者の背後霊については知らない、
または知り得ない、場合が多く、自分の背後霊を唯一無比の存在と考える傾向があり、
それゆえ排他的、独善的となるか、
他の霊能者に対してはまったく無関心となる場合が少なくない。
少し霊力を発揮するようになると、支持者や追従者が「取り巻き」となって「先生」と呼び、
別格な存在としてますます孤立化する。
自分こそは神様(仏様)に愛され、その言葉を伝達する選ばれた存在である、
と思い込むようになり、いわゆる「教祖」になりやすい。
修行の足りない経験不足の霊能者は、
「動物霊」と言われる「低級霊」や「邪霊」を、
「有り難い神様」と信じ込んでしまうことがよくある。
これに比べれば欧米の場合は「背後」のシステムは比較的簡単である。
唯一神であり創造神である「神」が根源に控えているということが、
どの霊能者の頭にもあるから、
どんな背後霊が自分につこうが大きく惑わされることがない。
霊能者は彼らを通じて絶えず最高神の存在を意識するので、
背後霊の力や恩寵を過信して思い上がることは、
絶対にないとは言えないが、少ないように見える。
また共通の「神」をいただき「神」の前では平等であるという意識が、
彼らに連帯感を抱かせ、霊能者同士の交流を行い易くさせるばかりでなく、
一般人に対しても教祖的にはならず、常に対等な態度で接しようとする。

(日本の霊能者の)背後霊には、竜神、天狗、蛇、狐狸などの、
いわゆる「自然霊」が非常に多いのだ。
これが日本のスピリチュアリズムを欧米に比べて、
いっそう複雑で不可解なものにしている。
日本人の霊的世界の最大の特色である。
土俗的というか、民族本来の姿というか、
日本人の心の奥を覗くとこういう景色が見えるのだ。


「近代スピリチュアリズムの歴史」




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