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2008.03.28 カルマ
仏教思想を貫く中心となるものは、因果応報の法側です。

善因善果、悪因悪果ともいいますが、
善を行えば、善い結果が生じ、悪を行えば、悪い結果が生じるということです。

これは、悪を為せば地獄に堕ち、善をなせば天上界に帰れる、ということでもあり、
道徳的啓蒙にも貢献します。

身口意の三業といわれる、行為、言葉、思い、でなしたことは、
必ず私達の魂の想念帯に蓄積され、カルマとして残っていく。

そのカルマが、前世、今世、来世の三世を通じて、連続して存続し、
それぞれの世で影響を及ぼす為に、
私達の環境や性格、個性、才能などが特定され形成されていくのです。

よく、「因縁を切る」といいますが、
因果はくらますことは出来ないので、これは不可能です。

どのような人であっても、因果応報という厳密な法側のもとにあるということです。

「情けは人のためならず」というのは、
あまり人に情けをかけるとその人のためにはならない、ということではなく、
人の為にかけてあげた情けは、自分によい影響として返ってくる、ということなのです。

「人を呪わば穴二つ」ということも、
人を呪うという行為の影響が、自分にそのまま跳ね返ってくることになる、
という戒めなのです。

ところで、

それでは一度為した悪は、取り返しがつかないのでしょうか?

実は、これを取り消して、修正を入れる行為にあたるものが反省なのです。
キリスト教的には懺悔とも言います。

想念帯に記録された悪想念は反省によって、取り消すことが出来る、
過去に為した行為であっても、
反省して悔い改めることによって許されるということなのです。

常に、八正道に照らし合わして反省を行い、
善を心掛け、慈愛の精神を育むということは、
天の蔵に宝を積んでいる行為にあたり、後に必ず実を結ぶこととなるのです。




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