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聖徳太子が、尊奉していた維摩経という経典があります。

生長の家の谷口雅春氏が、
「 維摩経こそ、仏教の最高峰たる真理を述べたものである。」
と言っているように、
この経典を大乗仏典の最高傑作だとする人も多いのです。

維摩経では、「空」や「不二」という、とらわれのない境地、霊的概念が、
主人公の維摩を通して融通無碍に説かれています。

維摩は、在家信者でありながらも、釈迦十大弟子以上の悟りを示し、
在家信者や仏弟子をも導くことがありました。

経典にはこうあります。

「(維摩)は比類のないほど財産を持った資産家である。
俗衣をまとい、家庭生活を営み、飲食を享受し、賭事やばくちをする場所にも出入りし、
遊びに通じ、色街にも通い、酒場にも足をはこぶことも多いのである。
仏教以外の教えにも耳を傾け、それらの書籍を読み、政治・法律にも詳しく、
街の治安にも協力し、学校にも顔を出す。いろんな会合にも招かれれば喜んで出席する。
そのような彼を資産家たちも、在家信者たちも、バラモンや、王族や、町人なども、
さらに諸天でさえ尊敬するのである。なぜかというと、彼は自ら処するところにおいて、
彼の周りの人々をいつの間にか正しい道に導いているからである。
金持といっても金銭に執着していない、学識があるかと学者ぶるのでもない。
世間では悪の巣窟だといわれるところでも、そこを避けて通るわけでもない。
彼は人間それぞれ生きざまをさらけだしている生活する場にはすべて立ち寄り、
そこで人間の正しい生き方を教えているのである。」


この経典の中では、

その維摩に、
弥勒菩薩などの諸菩薩や釈迦弟子が次ぎ次ぎと、法問答でやり込められ、
その後には、お釈迦様とも、対等に受け答えをします。

その維摩の姿に驚いた釈迦十大弟子の智慧第一シャーリプトラが、
お釈迦さまに、「あの維摩は一体何者なのでしょうか。」と尋ねると、

お釈迦様は、「アクショービヤ如来である。」と告げられます。

その後、維摩が三昧に入って神通を見せて、このお経は終わります。


近代に入ってからは、人気がなくなってしまった維摩経ですが、
そこには、計り知れない真理が述べられているのです。

尚、
霊界情報では、この維摩は実在の人物であり、釈尊も一目置く存在であったそうです。
また、死後も霊界から大乗仏典編纂を指導した存在であるということです。

そして、釈尊が再誕している今、維摩もまた・・・。




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