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2008.10.14 自然と人間
現代科学は、
自然界の物質的側面にしか光を当てない為、
ものごとの半分しか理解していません。

また、科学は「意味」というものを教えてはくれません。

実際の自然は、
目に見えぬ諸力に溢れ、目的と意志を持っています。

詩人のインスピレーションは、
しばしば、科学者よりも自然の本当の姿を捉えるものです。

宗教詩人ジョージ・ハーバートの詩を紹介します。



人のからだはすべて均衡がとれ、
手足一つ一つ、たがいにつり合い、
からだのすべてが、外の世界のすべてとつり合う。
それぞれ、一番離れたところを兄弟と呼び、
頭は足と、ひそかに親しみ頭も足も、月と潮とに親しむ。

どのように遠くにあるものも、
人は、これをとらえて、餌食とする。
その目は、高い星をひきおろす。
人は、小さいながら全世界。
薬草が喜んで人のからだを医すのは、
からだのなかに、その友がいるためだ。

われらのために風は吹き、
地は憩い、天は動き、泉は流れる。
見るものすべてがわれらのためになるもの。
われらの喜び、われらの宝。
天地全体が、われらの食料戸棚。
さもなければ、われらの楽しみの部屋。

星はわれらを床につかせ、
夜が窓掛けをひき、太陽がそれを開ける。
音楽と光とがわれらの頭に仕え、
降下と存在においては、われらのからだに。
上昇と原因においては、われらの心に。
すべてのものがやさしく仕える。

人が気づかぬほど、
多くの召使いが人に仕える。
いたるところの道で、
人の踏みつける薬草が、
病気で青ざめやつれた時の友となる。

ああ、神の愛よ。
人は一つの世界であり、
もう一つの世界が彼に仕える。





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