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2008.10.21 宗教と異次元
次々と世界のタブーに挑戦し、
その謎を解明してきたグラハム・ハンコック氏ですが、
こんどは、宗教にその関心が向けられているようです。

宗教の源は異次元(霊界)にあると、氏の直感は捉えています。




超自然、異次元のものに対してはまったく理解のない科学が、
高度に発達してきたにもかかわらず、大まかに言って、
今日生きている人類の三人のうち二人は、
異次元に棲むもの、そして霊界の存在を固く信じている。
ヒンドゥー教と仏教では、無限の非物質的な領域があって、そこに棲むもの、知性体、
そしていろいろな形態の存在があり得るということを、真理として受けいれている。
伝統的なユダヤ教徒は、旧約聖書が語るように、
モーゼが神と顔を合わせて直接対話し、
十戒という形の「天の書物」を授かったと信じている。
イスラム教では、ムハンマドが荘厳な異次元の存在と遭遇したと教えられる。
この存在は、後に天使ガブリエルであるとされ、その幽玄な姿が現れるのに先立ち、
鈴がリンリンと鳴るような変わった音がして、
そののちに、コーランの書すべてを預言者に授けた。
興味深いのは、イスラム教徒もやはり、コーランが、
「天界にある永遠の書板の完璧な写し」であると信じているということだ。
もうひとつ、これとほぼ同じ例がモルモン教にもある。
始祖のジョセフ・スミスが、モロナイという名の天使から啓示を受け、
黄金の皿に乗ったモルモン書を授かったが、
すぐにそれは雲散霧消してしまったという話だ。
三世紀頃、その名を冠したマニ教の始祖マニは、
すべての教えはひとりの天使から授かったものであり、
その天使は十二歳の時にはじめて彼のもとを訪れて、
彼には人類を救う使命があると語ったという。
この存在は、マニの人生全体を通じて頻繁に啓示を与えたが、
まばゆいばかりの稲妻の光とともに現れたという。
同様に、キリスト教の偉大な使徒である聖パウロの場合は、
ダマスカスへの道で、突然何の前触れもなく「天からの光」を伴った声を聞くという、
異次元との遭遇によって布教活動が始まっている。
この光はあまりにまぶしくて倒れてしまうほどで、
その後三日間、パウロは目が見えなくなったという。
パウロのこの入門儀式のシャーマン的とも言えるモチーフは、
キリスト教という宗教全体の枠組みにも何の違和感もなく溶け込むものだ。
もともとキリスト教は、イエスの生き様、死、
そして復活を信じることから生まれたものだ。
イエスは、神を父に、限りある命の人間を母に持つという、
聖霊と人間のハイブリッドであり、この事実のために特別で重要な、
しかも影響カの強い存在だったのである。
キリスト教徒は、一般に天使、悪魔や、さまざまな種類の悪の存在を信じているし、
聖母マリアや聖霊など、他の異次元の存在がいることも信じている。
言うまでもなく、キリスト教の天国と地獄は霊界である。
これは逃れることのできない事実なのだ。
霊界の存在が、人間の姿で実際に生まれてくるか、
あるいは特定の人間に授けられた啓示を通して顕現するかを問わず、
異次元の存在を信じるということは、人類史において、極めて重大な社会、政治、
経済、そして文化の発展の原動力となってきたのである。
さらに、毎日流れてくるテレビの国際ニュースをわずかな時間でも眺めてみれば、
宗教が今日でも圧倒的な影響力を持ち、
世界中の何十億人という人々の心を現実に深く支配するとともに、
広範囲にわたる現代のホットな政治問題の根底にあるということにすぐ気づくはずだ。
自爆テロを行う人間の、死ねば自分の魂は天国に直行するのだ、
という信念に同意する科学者はまずいないだろうが、「現実の世界」において、
このような信念が持つ力を否定する者は誰もいないことだろう。

「異次元の刻印」




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