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2008.10.27 宗教の統合
「肉の塊が、ものを考えるのだ。」

「神は、妄想である。」

「大宇宙には、われわれしか高等生物は存在しない。」

「神は、われわれのみを愛しておられる。」

「我の信ずる宗教こそのみが正しいのだ。」

地球では、このような奇妙な主張がまかり通っています。

そして、このことが争いの原因になってもいます。

この星は、とても滑稽で、ある意味ではまだまだ遅れているようです。




先ず、あなたは他の惑星に住む宇宙人で、地球人類を調査する為に、
UFOの様な宇宙船に乗って地球にやって来たと仮定してみよう。 
地球人類の文明や文化を調べる為に色々な装置をもって来ているので、
あなたは地球人の色々な言葉を上手に話すことが出来、
地球人に怪しまれる事なしに調査が出来ると仮定してみよう。
少し調査を始めてあなたが一番びっくりする事は、
地球の人々が信仰している様々な宗教宗派の建築物の違いであろう。 
あなたがびっくりする理由はこうである。
地球人達は科学的事柄については一致している。
地球人達の道路、自動車や飛行機、軍隊の組織や核兵器、
電話、テレビ、ラジオなどは殆ど基本的に同じである。
地球人達の数学・化学・物理学・科学技術などの原理は基本的にみな一致しており、
世界的に共通な概念があるのだ。
にも拘らず、生きる事に対して、
科学と同様に大切な信仰と宗教に関しては、全くばらばらなのである。
地球人達の信仰や宗教には、彼等の科学的知識とは反対に、
不一致、対立、争い、敵意などがあるのだ。
しかも奇妙な事には、宗教の教えの基本はみな同胞愛を説いているのである。
だから、あなたが不可解になるのも無理はない。
この事を考えれば考える程、不可解になったあなたは、
ついにもう少し地球に留まって詳しい調査をさせてもらうよう、
期間の延長の許可を宇宙本部に要請するであろう。
そして、地球時間で一年間の調査延長の許可がおりたとしよう。
さあ、あなたはこの問題を専門に調べ始めるのである。
あなたは地球人達の色々な言葉を上手に話すように少し訓練してから、
地球人と同様な姿で地球上の色々な場所に現れ、
次の様な質問から調査を始めるのである。「あなたの宗教は何ですか?」。
予期していたように、その答えは全く様々である。
仏教、カトリック、プロテスタントのキリスト教、イスラム教、ヒンズー教、
神道、ゾロアスター教、ジャイナ教などアイウエオ順に名前を書いたとしても、
すぐに700以上の地球の宗教宗派の名前でノートは埋まってしまうであろう。
例えば、日本の新興宗教だけで171以上もあるだ! 
この様な事はあなたにとっては全くの驚異なのだ。
何故なら、あなたの住んでいる惑星や、その他の宇宙の進んだ星では、
神や宗教の観念は一つであり、信仰に対しては、
全て共通な観念をもっているのが常識だからである。
地球に住んでいるある人達は自分達は無神論者だ、と言う。
そしてどの宗教にも属していない、と言う。又ある人々は言う。
神は信じるけれど宗教宗派や神社仏閣で説いている非科学的な事は受け入れられない。
大自然の事実に反する宗教的矛盾は受け入れられない、
と言って自分達流の価値観をもって生きようとしている。
更に又、ヒッピーの様な人々は言う。
LSDやその他の麻薬を使用すると神を感じたり人類愛を感じられるようになると…。
しかし、自らが自らの確固たる信仰と霊的観念をもって、
宗教宗派に影響されずに生きてゆける地球の人間は、
本当にごく少数しかいない事を、あなたは発見するであろう。
それに比べて地球の大部分の大衆は、
何らかの集団や宗教宗派に属して生きているのである。
地球の大多数の人々は、自分が属している宗教宗派に対する信仰の為に、
沢山のお金をかけて色々と違った宗教的建造物を作っているのである。
この事は地球に来たあなたを最初に一番びっくりさせた事柄だったのである。

「あなたが信仰している宗教の教えはどのようなものですか?」という第二の質問に対して、
地球人達は自分達のそれぞれの宗教について得々として説明をしてくれるであろう。
そこであなたは地球上の宗教的教えの類似性と相違性に又、驚きを持つのである。
全ての宗教の教えの共通面は隣人愛・同胞愛であり、
世の為、人の為に正しく生きる事を基本的に説いている。 
一方、その宗教の教祖の事や聖典の事となると、
自分達だけが唯一絶対のものであると信じて譲らない。
教祖が処女降誕だとか、母親の脇の下から生まれ立ち上がって天上天下を指さしたとか、
考え方が全くバラバラで途方もなく異なっているのである。
そこで第三の質問、「あなたはどうしてこの宗教を信仰する様になったのですか?」。
ある人達は親がやっていたからだと答える。
又、ある人達は本や聖書を読んだからだと言う。
更に、又ある人達は年寄、神主、牧師、宣教師、
僧侶、説教師などから導かれたと答えるであろう。
しかし、どんなに様々な答えが出ようとも、
全てに共通している事柄をあなたは発見するであろう。
それは、地球人の信仰と宗教は、必ず誰か他の人に教えられたものだという事である。
但し、ごく少数の人達、
自らが自らの確固たる信仰と霊的観念を持って生きている人達だけは別である。
すると、あなたの心の中には次の様な色々の質問が湧いてくるであろう。
「親の信仰が正しいとどうして分かりますか?」
「あなたを導いた宗教家は本当に悟っていたのですか?」
「あなたが読んだ本や聖典は本当に全てが正しいとどうして分かりますか?」
「あなたは本当に説教者の言う内容を理解してその宗教に入ったのですか?」
「あなたが真剣に読んでいる聖典・聖書の内容は、
正確に大自然の真理や事実に合っているのでしょうか?」等々。
しかし、あなたはこの様な質問を地球人達にするのをすぐやめてしまう事になる。
あなたがどんなに穏やかに、丁重に、冷静にこの様な事を聞いたとしても、
地球人達はすぐに故意や争いの態度を示すのだ。
あなたには相手を批判したり攻撃したりする気持ちは全くなかったとしても、
地球人達は敵意を抱き対立的になるからである。
冷静に客観的にこれらの質問に答えてくれる思慮深い地球人は稀にしかいない。
だから、あなたは地球人達の宗教や信仰の信頼性や正しさを、
彼等に質問する事をやめてしまうのである。
とは言え、あなたはこれらの事から幾つかの大切な地球人の特性を学べるのである。
その一つは、地球人達の大多数は、
自分達が持っている知識の根拠や正しさを確かめようとはしないという事である。
特に宗教的事柄に関してこの傾向は著しく現れている。

先ずあなたが地球人の性格として見たものは、理知的面と道徳面の混乱であろう。
信仰を持っている筈の大勢の人々の経済恐慌・倒産などの時に示す道徳的荒廃である。
暴力・犯罪・怠惰・自殺・麻薬・暴動・破壊などの地球人達の行動である。
彼等は敬虔なる信仰を持っていると公言するが、
それは建前論であって実際の信仰心は少ないのである。
又、ある人達は本当に信仰心を持っているが、間違ったり迷ったりした盲信なのである。
だから地球人達の信念とは真実と間違い、
真珠とまがい物が奇妙に入り混じったものだと、あなたは思うのである。
物質的、経済的貪欲と核兵器による軍事的エスカレート、そして科学技術力の発達が、
このままでは地球を破壊してしまう危険性を、あなたは認識するであろう。
大自然の摂理に沿った真の精神的教えが現れなければ救われないのである。
あなたには、その様な真の教えの根源が、生命的・霊的な高次元の世界にあり、
地球より遥かに進んだ星では、
生命的・霊的高次元の教えが当然である事が分かっているのである。
大自然の真理法則に沿ったその様な教えは、何世紀にもわたって積み重ねられて来た、
地球人の宗教的錯覚や誤りをぬぐい去るものであり、
それには、先ず地球人達が次の三つの原則を受け入れる必要があるのだ。
一、宗教に対しても科学的方法を当てはめる事は、必要であり有効な事である。
二、宗教的知識や教義に対しても、
その真偽を根源から科学的に調べる事は、他の知識と同様に大切である。
三、宗教的知識や教義も、他の知識情報と同様に、
コミュニケーションのプロセスによって得られたものであるから、
伝達過程を調査してその信頼性を確かめねばならない。
誠に残念ながら、あなたの一年間の特別期間はここで切れてしまい、
あなたは地球人に何もしてあげられず、他の星の調査に行かねばならなくなった。
あなたは気が進まぬままにしぶしぶ地球を去っていく。
地球の未来に多少の不安と心配を抱きつつ…。
小さな惑星地球ではこの宇宙人の様に冷静に、客観的に、
偏見を持たずに宗教問題を捉える人はごく少数である。

しかし、一方で人々の精神的めざめは少しずつ始まっており、宗教の危機を感じ、
何かをしなければならない、という気持ちが宗教人の間からも出始めている。
多くの人々が人種的、社会的偏見の宗教的悪癖を取り去る事を求め、
自分達の宗教行動のより良き統合化に努力し始めたのである。
人類の宗教観の大いなる転換発展の為の、
新しい指導者による新しき萌芽が現れつつあるのだ。


ジナ・サーミナラ「神の理性」




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