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2008.11.02 四双八輩
お釈迦さまは、出家者、在家者を問わず、
その悟りの状態を精査して、多くの仏弟子達に修行の指針を与えました。

預流、一来、不還、阿羅漢、という修行の階位にはそれぞれに、
修行の目標である「向」、到達した境地を示す「果」、という段階があり、
預流向、預流果、一来向、一来果、不還向、不還果、阿羅漢向、阿羅漢果となります。

これらの境地にある聖者は総称しては四双八輩とも呼ばれていました。




アーナンダよ。
修行僧サールハは諸々の汚れが消滅したが故に、
すでに現世において阿羅漢に達し、
汚れの無い心の解脱、智慧による解脱をみずから知り、体得し、具現していた。
したがって、この比丘は、今さとりの世界におり、再び迷いの生存を受けることはない。

アーナンダよ。
尼僧ナンダーは、ひとを欲界に結びつける五つの束縛を滅ぼしつくしたので、不還となり、
おのずから善き世界に化生した。
この比丘尼はその天界から直接さとりの世界に入り、再び迷いの世界に戻ることはない。

アーナンダよ。
在俗信者のスダッタは、三つの束縛を滅ぼしつくしたから、
貪り、怒り、愚かさという三つの心の毒がしだいに弱くなっているので、一来となった。
この信者は次の一度の転生で、苦を残りなく滅ぼし尽くしてさとりの世界に入るであろう。

アーナンダよ。
在俗信女のスジャータは、三つの束縛を滅ぼしつくしたから、預流となった。
この女信者は、聖者の流れに入ったので、もはや地獄に堕ちることはなく、
必ずさとりを達成するはずである。


パーリ原始仏典長部第16経「大パリニッバーナ経」




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