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2008.04.04 妖怪博士
井上円了博士は、真宗大谷派慈光寺で生まれました。
京都東本願寺の学校から、東京大学へ入学し哲学を学びました。

その後は、哲学を基盤にして、仏教を究明するとともに、
哲学思想を広めることが、世の利益になると信じて、
哲学館(後の東洋大学)を設立して、その普及に努めました。

博士の建設した哲学堂には、ソクラテス、カント、孔子、釈迦
の四聖が祀られています。


博士は、仏教哲学者以外に、妖怪博士という異名を持ち、
お化けや妖怪などにまつわる話を、日本中調査して研究しました。

そのおかげで、迷信や俗信を排斥しようとした
合理主義者だと思われていますが、

科学で解明できない妖怪を「真怪」として認めていたり、
仏教思想に根拠をおく霊魂不滅論を唱えているのです。


道徳上、人に満足を与えるには、
霊魂不滅説によって、
善悪の応報は死後必ずくるものと確信させることが肝要であります。
諺にも『善悪もし報いなくんば乾坤必ず私あらん』とあって、
われわれは天地の正理の存在する限りは、
善悪には必ずその報いがあると信じて、
その賞罰を死後永遠に期するものであります。
そして、天地の正理は宇宙の正理であり、
宇宙の正理は善悪応報の規則であって、
その規則はまったく霊魂不滅に基づくものであるから、
われわれの安心は霊魂不滅説によらなければ、
達することができないことは明らかであります。


「霊魂不滅論」



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