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スピリチュアルという概念は、宗教の枠組みを超えています。

近年、このスピリチュアルに関する理解は、世界中で広まりつつあります。

一方で、伝統的な宗教教団は、既得権益を守る為に、自己の優位性ばかりを主張しています。

不寛容な精神は時代錯誤であり、宗教間対話の促進が急務です。





カトリックの僧侶である神秘家ウェイン・ティーズデールは、
『神秘家の心』という著書の中で、以下のように述べている。
「偉大な宗教はどれもよく似た起源を持っている。
それは、教祖が体験した、神、創造主、聖霊、道、
無限の意識などへのスピリチュアルな覚醒である。
われわれはそれを、インドの聖仙が受けたヴェーダの啓示、
仏陀の悟り、聖書が伝えるモーセやイスラエルの族長や、
預言者たちの経験の中に見出すことができる。
もちろん、自分と「父」との関係についてのイエスの内なる悟りも、
瞑想中のムハンマドが大天使ガブリエルから受けたアッラーの啓示も例外ではない。」
たしかに、偉大な経典はどれも、
人間と高位のスピリチュアルな存在との神秘的な出会いを通じて、
根源的な真実が明かされたと主張している。
別の言い方をするなら、すべての宗教の基礎には、何らかの神秘体験があるということになる。

人格神とは、各宗教が絶対的一者を解釈する方法の象徴なのだ。
人格神を特徴づける概念はどれも巨大パズルのピースにすぎず、
すべての人格神の基礎には、たった一つの根源的なリアリティーの神秘的な理解がある。
われわれがこのことを悟るとき、すべての宗教は兄弟になり、
信仰は真実になり、あらゆる人格神はリアルな存在になる。
最悪の場合には、われわれは、融和と憐れみの神の代わりに、
断絶と敵対の神を見出すことになる。

世界の宗教の歴史を振り返ると、対立ばかりが目について、
このような包括的で寛大な見方をする宗教がほとんどなかったことが分かる。
けれども、心強い兆しもある。 
多くの宗教思想家が、すべての宗教が、
共通のスピリチュアルな絆によって結ばれている可能性を認めはじめているのだ。


アンドリュー・ニューバーグ/ユージーン・ダギリ「脳はいかにして神を見るか」




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